劇団四季が藤田和日郎のマンガをミュージカル化、「ゴースト＆レディ」上演決定

劇団四季による最新オリジナルミュージカル「ゴースト＆レディ」が、来年5月から東京・JR東日本四季劇場［秋］で上演される。

これは藤田和日郎のマンガ「黒博物館 ゴーストアンドレディ」（講談社モーニングKC）を原作としたミュージカル作品。「黒博物館 ゴーストアンドレディ」では、近代看護の礎を築いたフローレンス・ナイチンゲール（フロー）と、芝居好きなゴースト・グレイにまつわるファンタジックなラブストーリーが描かれる。演出を手がけるのは、劇団四季によるミュージカル「ノートルダムの鐘」の演出を担当したスコット・シュワルツだ。

上演決定に際し、原作の藤田は「長いこと漫画を描いてきて、口を『え？』の発声のカタチのまま固まることがあるとは思いませんでした。 自作が『劇団四季』のミュージカルになるとは！ この作品はとんでもない幽霊が出ますし、激しいアクションシーンはもちろんのこと、もの凄い女性が途轍もない力で戦場を変えていきます。これを本当にミュージカルにできるのでしょうか？ …………知りませんよう。演出のスコット・シュワルツさん、脚本の高橋さん（笑） 一方、この斜に構えたゴーストと信念のレディの心が交わる大変なお話を既に描き終わっております自分は、ただもうワクワクしながら、素晴らしい上演を待っておりますね。ただし、まだ口は驚きのカタチを残したまま」とコメントしている。

チケットの発売は来年1月を予定。詳細は続報を待とう。なおステージナタリーでは、本日行われた「ゴースト＆レディ」製作発表会の様子を追ってレポートする。