ロデオ★座★ヘヴンが「日本演劇総理大臣賞」を再演、スピンオフの短編作品の上演も

ロデオ★座★ヘヴン「日本演劇総理大臣賞」が、12月27日から30日まで東京・駅前劇場で上演される。

柳井祥緒が脚本を手がけた「日本演劇総理大臣賞」は、2019年にロデオ★座★ヘヴンが上演した作品。今回、柳井自ら演出を担い立ち上げる。劇中では、昭和16年の日本を舞台に、演劇人たちの物語が展開。戦争に力を注ぐべく、政府は日本演劇総理大臣賞という演劇賞を新設した。莫大な賞金と名誉を与えることで、演劇を国家に奉仕させようとしていて……。

「日本演劇総理大臣賞」の上演に先駆け、10月17日から24日まで東京・新宿眼科画廊にて「日本演劇総理大臣賞・余話」が開催される。これは「日本演劇総理大臣賞」のスピンオフの短編作品「わたしの戦場」「花のあとさき」を上演するもの。いずれも柳井が脚本・演出を手がける。