世代交代の葛藤を父子関係に凝縮してお届け、渋谷天外が初の自主公演「丘の一本杉」

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渋谷天外&鈴木健之亮プロデュース公演「丘の一本杉」が2月23日から25日まで兵庫の神戸三宮シアター・エートーで上演される。

渋谷天外

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「丘の一本杉」(2013年公演)より。

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本公演は、松竹新喜劇の代表を務める渋谷天外の初の自主公演。公演は3部で構成され、1部では茂林寺文福、舘直志による合作の「丘の一本杉」を、徳田博丸が演出。2部には「ご挨拶・天外&純の俄」、3部には「恋川純の舞踊」が行われる。出演者には天外のほか、恋川純、元OSK日本歌劇団の高世麻央浪花ゆうじ要冷蔵、芦屋雁三郎、渡辺凜賀、劇団往来の谷村真弓、山田俊、恋川千弥、鈴川純加、鈴川かれん、坂口勝紀、入木将志、吉田隆生、優希菜が名を連ねた。なお、入木と吉田はWキャストで出演する。

渋谷天外&鈴木健之亮プロデュース公演「丘の一本杉」チラシ

渋谷天外&鈴木健之亮プロデュース公演「丘の一本杉」チラシ[拡大]

天外は公演に向けて、「『丘の一本杉』は2013年に入団前の酒井扇治郎(藤山扇治郎)君とやった作品。この作品は、昭和23年に曾我廼家十吾さんと親父の二代目天外が演じ、昭和43年に二代目天外と藤山寛美さんが演じただけの作品でして、いつの時代にもある、父と息子の代替わり葛藤の話です」と説明。2013年の上演時に観客からの反響が大きかったとし、「私もあの時は50歳代、今はもう70手前の68歳。色々な工夫がしたいと思いまして。父親と息子。どこかの家具屋もそうでっしゃろ。世代交代はどんな世界にもある話。まあ、村の鍛冶屋と規模は小さいけど、その心の葛藤を純粋に父親と息子という関係に凝縮して描かせてもらいます」と意気込みを語った。

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渋谷天外&鈴木健之亮プロデュース公演「丘の一本杉」

2023年2月23日(木・祝)~25日(土)
兵庫県 神戸三宮シアター・エートー

1部「丘の一本杉」

合作:茂林寺文福、舘直志
演出・構成:徳田博丸

2部「ご挨拶・天外&純の俄」
3部「恋川純の舞踊」

出演:渋谷天外、恋川純 / 高世麻央浪花ゆうじ要冷蔵、芦屋雁三郎、渡辺凜賀、谷村真弓、山田俊、恋川千弥、鈴川純加、鈴川かれん、坂口勝紀 / 入木将志、吉田隆生 / 優希菜

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