渡辺翔太の仰天行動にSnow Man一同大笑い、カメラに向かって「タッキー見てるー!?」

「滝沢歌舞伎ZERO FINAL」の製作発表記者会見が昨日2月8日に東京都内で行われた。

「滝沢歌舞伎」は、2006年に誕生した「滝沢演舞城」から派生した“和のスーパーエンタテインメント”。2019年からはSnow Manが主演、滝沢秀明が演出を担う「滝沢歌舞伎ZERO」が上演され、今回の「滝沢歌舞伎ZERO FINAL」では、Snow Manが主演・演出を担う。

会見ではまず、本公演の様子を全国の映画館で生中継することが、松竹の山根成之専務取締役 / 演劇本部長から発表された。ライブビューイングの開催期間は4月19日から30日まで。その後も山根専務取締役があいさつを続けると、向井康二が「専務、ちょっと（話）長すぎません!?」とツッコミを入れ、会場の空気を和ませる。

続く岩本照は「『滝沢歌舞伎』シリーズは僕がジャニーズ事務所に入所した年に始まった作品なので、自分が30歳になる節目の年に、主演として幕を下ろすことができるのは本当に光栄なことです。Snow Manというグループ名が付いたのも『滝沢歌舞伎』がきっかけでしたし、自分たちを語るうえで欠かせない作品になっています」と「滝沢歌舞伎」への熱い思いを述べる。

深澤辰哉は「僕が言いたかったことは、専務と岩本照さんがだいたい言ってくれたので……（笑）」と冗談めかしつつ、「皆様の力をお借りしながら『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』を盛り上げていきたいです」とコメント。ラウールは「今後、9人で1カ月間公演をする機会はなかなかないかもしれないので、1回1回を大切に、お客様を楽しませる気持ちを忘れずにがんばりたいと思います」と意気込みを語った。

渡辺翔太は「『FINAL』という言葉に引っ張られすぎず、初めて観に来る人を置いて行かないような舞台作りをしていけたら」と真面目なトーンでコメントしたあと、報道陣のカメラに向かって「タッキー（滝沢）、見てるー!?」と笑顔で手を振り、会場の笑いを誘った。向井は渡辺に対して「やめなさい！（笑）」とツッコミながら、「『滝沢歌舞伎』は、僕が上京してSnow Manに加入するきっかけになった作品。『FINAL』ということで悲しむ方もいるかもしれないのですが、すべての人に楽しんでもらえるようなエンタテインメントをお届けできるようにがんばります」と意欲を見せた。

阿部亮平は「ジャニーズが誇る、最高の“和のスーパーエンタテインメント”で主演を務められることは、本当にありがたいことだと思っています」と晴れやかな表情で語り、目黒蓮は「『滝沢歌舞伎』は僕たちの青春が詰まった作品。今回が『FINAL』となりますが、『滝沢歌舞伎』の思い出は、皆さんの心の中にずっとあり続けるのではないかなと思います。ぜひご来場いただいて、目に焼き付けていただけたら」とファンに呼びかける。

開口一番、「桜って、美しいですよね……」とロマンチックな言葉を口にした宮舘涼太は「『桜は散るのではなく、舞うもの』ということをモットーに『滝沢歌舞伎』を上演してきました。今後はSnow Manとしてもっと枝を伸ばし、大きな花を咲かせられたらと思います」とニコリ。続く佐久間大介は「『今年も滝沢歌舞伎をやってくれるんだ！』と喜んでくださった方もいらっしゃると思うので、その思いを表現して、歌舞かせていただきます！」と見得を切った。

報道陣から、本作の演出や構成について問われた岩本は、例年のように2幕構成ではなく、1幕構成で上演されること、「滝沢歌舞伎」シリーズの名物となっている“腹筋太鼓”のシーンが今回も盛り込まれることを明かした。

「滝沢歌舞伎ZERO」の集大成となる「滝沢歌舞伎ZERO FINAL」の公演は、4月8日から30日まで東京・新橋演舞場にて。チケット販売は3月21日10:00に開始される。