ミュージカル「ビリー・エリオット」上演決定、ビリー役＆マイケル役のオーディション開催

ミュージカル「ビリー・エリオット ～リトル・ダンサー～」が、来年7月から11月にかけて東京・大阪で上演されることが決定した。

本作は、2000年に公開された映画「BILLY ELLIOT」（邦題「リトル・ダンサー」）を原作とするミュージカル。脚本・歌詞をリー・ホール、演出をスティーヴン・ダルドリー、音楽をエルトン・ジョンが手がけ、2005年にイギリス・ロンドンで開幕した。2006年にはローレンス・オリヴィエ賞4部門受賞。その後アメリカ・ニューヨークのブロードウェイに進出し、2009年にトニー賞で10部門を受賞した。作中では、ストライキに揺れるイギリスの炭鉱町を舞台に、バレエダンサーを夢見る少年が周囲の人々に支えられながら夢を叶えていく様子が描かれる。

日本では2017年、応募総数1346名の中からオーディションを勝ち抜いたビリー・エリオット役5名を迎えて初演され、菊田一夫演劇賞大賞や読売演劇大賞選考委員特別賞を獲得。2020年には新たにオーディションで選ばれたビリー役4名により、再演が行われた。

来年の再々演に向け、タイトルロールのビリー役と、ビリーの親友であるマイケル役のオーディション開催が決定した。今回もワークショップ形式のオーディションとなり、1年以上のレッスンを重ねたうえで、新たなビリー役が誕生する。なおデビー役やバレエガールズ役のキャストは今年夏に募集される予定だ。