沼にハマりに劇場へ、ぷらすのと☆えれき「沼部、陸へ上がる」3都市ツアーが大阪へ

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ラボチプロデュース ぷらすのと☆えれき「沼部、陸へ上がる」が、北海道公演を経て、本日12月2日に大阪・in→dependent theatre 1stにて開幕した。

ラボチプロデュース ぷらすのと☆えれき「沼部、陸へ上がる」大阪公演より。

ラボチプロデュース ぷらすのと☆えれき「沼部、陸へ上がる」大阪公演より。

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のと☆えれきは、札幌の劇団・yhsに所属する能登英輔と小林エレキによるユニット。同ユニットは2020年から、ゲストを迎えての三人芝居に取り組んでいる。今回は作劇を飛ぶ劇場の泊篤志が手がけ、出演者にはのと☆えれきの能登、小林、オパンポン創造社の野村有志が名を連ねた。

ある男3人は、水生生物の採取観察を趣味にしていた。“沼部”のグループ名で活動している彼らは、偶然新種のイモリを発見してしまったことからテレビに出演し、地域のちょっとした人気者に。10年後、四十代になった彼らのもとに「当時を取材したい」と言う男が現れ……。

大阪公演は12月4日まで。公演はそのあと16日から18日まで東京・シアター711でも行われる。

能登英輔 コメント

今回の作品は一言でいうととても苦労しながら作りました。役者三人と演出補とで脚本の解釈や表現の方法を模索し続けた毎日でした。まさに沼で水生生物を探しているかのような日々(笑) 脚本の泊さんからの宿題というか課題みたいなものを突き付けられたような感覚でした。スタッフさんのお力をお借りしつつ、見ごたえのある作品になったのではないかと思います。また、オパンポン創造社野村有志さんという素晴らしい役者さんと一緒に作品を創れたことは今後の「のとえれき」においてとんでもない財産になったと思います。陸を目指して奮闘する三人を是非ご覧ください!

小林エレキ コメント

前作はコロナの影響で泣く泣く東京公演を断念することになりましたが、今度こそ東京公演が実現できる!と、とても楽しみにしています。今回脚本を北九州の劇作家泊篤志さんにお願いしました。タイトルの通り足の踏み場がわからなくなるような沼にハマるような不安定で不思議な感覚の戯曲でした。前作から引き続きご一緒させていただいている野村有志さんと3人で泥に塗れてもがき苦しみ溺れ息を吹き返す稽古の日々。スタッフさんはじめ周りの方にも沢山のご助力を頂いた結果、ありがたいことに札幌公演は大変好評を頂きました。札幌、大阪公演を経てさらに パワーアップしていると思われます「沼部、陸へ上がる」。是非とも沼にハマりに劇場へ足をお運びください。

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ラボチプロデュース ぷらすのと☆えれき「沼部、陸へ上がる」

2022年11月3日(木・祝)~6日(日)※公演終了
北海道 シアターZOO

2022年12月2日(金)~4日(日)
大阪府 in→dependent theatre 1st

2022年12月16日(金)~18日(日)
東京都 シアター711

作:泊篤志
出演:のと☆えれき(能登英輔、小林エレキ)、野村有志

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泊篤志 @tmr_atc

『沼部、陸に上がる』大阪は今日が初日!我らが飛ぶ劇場『死者そ会ギ』筑後公演は明日と明後日が本番! https://t.co/ncT8AV0A5c

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