本日11月14日に東京・水戯庵で開催された「カルビー『堅あげポテト うすしお味』リニューアル発表会」に、
幸四郎は、自身が大ファンである「堅あげポテト」のイメージキャラクターを2020年から務めており、今年から「堅あげポテト」応援部の部長に就任した。発表会ではまず、5年ぶりに風味とパッケージデザインがリニューアルされた「堅あげポテト うすしお味」のプレゼンテーションが、カルビーのマーケティング本部 堅あげポテトチーム・大藤友季恵により行われた。リニューアルで本商品は、塩が瀬戸内産のものに変更されたほか、こんぶエキスパウダーに加えて、かつおエキスパウダーが新たに配合され、さらに深みのある味わいになった。また「堅あげポテト」応援部がオンラインコミュニティであり、1万4千人ものメンバーがいることが明かされた。
「応援部部長、松本幸四郎でございます」とトークセッションに登場した幸四郎は、「身体の4分の1か3分の1くらいは『堅あげポテト』でできております(笑)。生きる糧でもある『堅あげポテト』の大事な日に、この場に来られたことをうれしく思っております」と微笑む。1993年に誕生し、発売30周年を迎える「堅あげポテト」について「誕生の瞬間から知っていることを光栄に思いますし、今となってはなかった頃が想像できません。僕は毎日コンビニに行って、『堅あげポテト』の新しい味が出ていないか確認しているんです。だから僕が知らない味をほかの人が知っていると、すごく悔しいですね!」と、強い「堅あげポテト」愛をのぞかせた。
「堅あげポテト」の歴史を振り返るコーナーには、「堅あげポテト」の生みの親であるカルビーの遠藤英三郎品質保証本部本部長が登壇。遠藤が1990年代にアメリカのポテトチップス市場を視察したり、アメリカの工場長を北海道の工場に招き「堅あげポテト」の開発を進めたりと、商品発売までのエピソードを語る姿に、幸四郎は「お話を聞くだけでもドキドキします」と瞳を輝かせた。また、1993年の幸四郎(当時七代目市川染五郎)の写真も登場。20歳の頃の写真に幸四郎が「(当代の)染五郎が美少年と言われていますが、当時の僕の方がたくさん言われていたと思います(笑)」と冗談交じりに話すと、会場は笑いに包まれた。
新パッケージについて、遠藤が「継承すべき部分はしっかりと押さえたうえで、金箔のキラキラが新たに入り、バランスの取れた良いデザイン」と述べると、幸四郎も「継承という言葉が出たのは、すでに『堅あげポテト』が伝統のある1つのジャンルだからかと思います。歴史があって、さらに進化することは、歌舞伎も同じ。歴史が重なるほど、無限の可能性と楽しみが生まれると思っているので、これからの『堅あげポテト』に期待が膨らむばかりです」とうなずいた。
加えて、11月18日にリリースされる、幸四郎が企画開発に関わった「堅あげポテト」を2人がそれぞれ試食する一幕も。発表会では味の詳細は伏せられており、幸四郎は「おいしいとしか言いようがないですね(笑)」と満面の笑みを浮かべた。発表会の後半では幸四郎が、カルビーからプレゼントされたオリジナル扇子を用いて、“「堅あげポテト」応援の舞”として「三番叟」を披露。幸四郎は「『三番叟』には五穀豊穣の意味も込められておりますので、もっと『堅あげポテト』が広まって、皆様のお手元に届くことを祈り、舞わせていただきました」と言葉に力を込めた。
また扇子型の特製パネルに“今年の一文字”を書くよう求められ、「夢」と書いた幸四郎は「まだまだ大変な状況は続いておりますが、一歩でも半歩でも前に進んでいこうということをテーマに掲げた1年でした」とその思いを話す。また司会から来年の目標を聞かれ、「来年50歳になるんです。これまで節目を迎えたとき、区切ったり振り返ることはしていなかったのですが、来年に関しては、節目ということにあえてこだわってみようかと。今年の一文字が“夢”であれば、来年は“かなえる”という気持ちで、強く行動する年にしたい」と意気込みを述べた。
最後に幸四郎は「30周年を迎える『堅あげポテト』を、部長として盛り上げていきたいですし、そのためにはひたすら食べていかなければいけないですね。夜寝る前にも、『部長の責任なんだ……』と思いながら食べることをお許しいただければ(笑)」とちゃめっ気たっぷりに話し、発表会を締めくくった。リニューアルされた「堅あげポテト うすしお味」は本日11月14日から全国で発売される。
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らむむん @lhambmun
【イベントレポート】応援部部長の松本幸四郎、“生きる糧”「堅あげポテト」をひたすら食べる覚悟(動画あり) https://t.co/Jxyh8tAngV