マンガ「作りたい女と食べたい女」NHKでドラマ化、脚本は山田由梨

11月29日22:45からNHK総合で放送開始されるドラマ「作りたい女と食べたい女」の脚本を山田由梨が務める。

これは、ゆざきさかおみのマンガ「作りたい女と食べたい女」をドラマ化するもの。全10話で展開する本作では、料理を作ることが好きだが少食の野本ユキと、食べることが好きな春日十々子の日常や交流が描かれる。仕事のストレスから、とても食べ切れない料理をつい作ってしまった野本は、同じマンションに住む春日に思い切って声をかけてみる。豪快な食べっぷりの春日と過ごすうちに、野本は自分が抱いている思いに気付き……。比嘉愛未が野本役、オーディションで選ばれた西野恵未が春日役を担う。

山田は「脚本依頼のお話をいただいたとき、自分自身が『つくたべ』の一読者であり、大好きな作品だったので、非常に驚きうれしく思いました。それと同時に、ゆざき先生が大切にされているジェンダー観や、他者への繊細な思いやり、優しさなど、この作品の世界観をしっかりと守りドラマでも丁寧につたえなければいけないと奮い立ちました。この作品を心の支えに感じている原作ファンの方々が、たくさんいらっしゃると思います。そのようなみなさんにも、ドラマ化で初めて『つくたべ』を知るみなさんにも、楽しんでもらえる作品になるようにと思いながら脚本を書きました。楽しんでいただけたら幸いです」とコメントした。