舞台「血の婚礼」が、本日9月15日に東京・Bunkamura シアターコクーンで開幕した。
「血の婚礼」は、スペインの劇作家フェデリコ・ガルシーア・ロルカが、実際に起きた事件をもとに1932年に執筆し、翌1933年に自らの演出で初演したもの。スペインのアンダルシア地方を舞台に、結婚式を迎えようとしている1組の男女と、花嫁の昔の恋人の愛憎劇が展開する。今回の上演版では、
開幕に際し、杉原は「素晴らしい俳優とスタッフによって劇場にいま立ち現れた『血の婚礼』の世界は、遠いようで確かに目の前にあり、わからないようで確実に自分の中にもある。そんな作品になっていると思います。人と人とがどうしようもなく生身でぶつかり合う様を、ぜひ劇場でともに体感していただきたいです」とコメント。木村は「杉原邦生大将の下、約5週間の稽古を経て、つい先ほど最終舞台稽古を無事に終えることができました。みなさまに、美しく、よごれた、けがれのない魂を堪能していただきたいと心から願っています」と述べる。
須賀は「この作品の根本にあるのは、人間の持つ様々な感情や、人と人が作用し合うことの面白味だと感じています。この戯曲が書かれた時代から変わらず人間の奥底にある気持ちの高まりを客観的に感じて頂けたら嬉しいです」、早見は「正直お客さまにどう届くか、楽しみであり少し不安です。でもあとはやるしかない。とにかく観に来てください。全力のエネルギーをお届けします」と語る。そして安蘭は「『血の婚礼』という作品の、また新しい形の舞台が出来上がっていると思うので、ぜひ期待を膨らませて劇場に来て頂きたいです。その期待に応えられるような舞台が出来てると思いますので、楽しみにしてください」と話した。
上演時間は約2時間15分。東京公演は10月2日までで、そのあと本作は、10月15・16日に大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティでも上演される。
杉原邦生コメント
ゲネプロを観ていて、自分の中で何かが滾(たぎ)っていく感覚を覚えました。素晴らしい俳優とスタッフによって劇場にいま立ち現れた「血の婚礼」の世界は、遠いようで確かに目の前にあり、わからないようで確実に自分の中にもある。そんな作品になっていると思います。人と人とがどうしようもなく生身でぶつかり合う様を、ぜひ劇場でともに体感していただきたいです。皆さまのご来場をお待ちしております!
木村達成コメント
杉原邦生大将の下、約5週間の稽古を経て、つい先ほど最終舞台稽古を無事に終えることができました。
みなさまに、美しく、よごれた、けがれのない魂を堪能していただきたいと心から願っています。
劇場でお待ちしてますね。
須賀健太コメント
まず、無事初日を迎えられる事をなにより嬉しく思っています。
この作品の根本にあるのは、人間の持つ様々な感情や、人と人が作用し合うことの面白味だと感じています。
この戯曲が書かれた時代から変わらず人間の奥底にある気持ちの高まりを客観的に感じて頂けたら嬉しいです。
大変な状況が続いていますが、ぜひ劇場にお越しください。
早見あかりコメント
まずは無事にゲネプロが終わり、明日の初日を迎えられることに一安心です。こんなに悩んで考えて、台本が見辛くなるほど文字を書き込んだのは初めてでした。その度に助けてくれた杉原さん、カンパニーの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。正直お客さまにどう届くか、楽しみであり少し不安です。でもあとはやるしかない。とにかく観に来てください。全力のエネルギーをお届けします。
安蘭けいコメント
劇場入りして、衣裳を着てセットを組んでいる舞台に立つと、緊張感と集中力が高まり、稽古場では出来なかったことがゲネプロでできました。初日に向けてとても手答えを感じています。
「血の婚礼」という作品の、また新しい形の舞台が出来上がっていると思うので、ぜひ期待を膨らませて劇場に来て頂きたいです。
その期待に応えられるような舞台が出来てると思いますので、楽しみにしてください。
舞台「血の婚礼」
2022年9月15日(木)~10月2日(日)
東京都 Bunkamura シアターコクーン
2022年10月15日(土)・16日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
原作:フェデリコ・ガルシーア・ロルカ
翻訳:田尻陽一
演出:
音楽:角銅真実、古川麦
出演:
※澤田理央と脇山桃寧はWキャストでの出演。
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