桜井玲香が音楽の都・OZの王国へ！ミュージカル「DOROTHY～オズの魔法使い～」開幕

ミュージカル「DOROTHY（ドロシー）～オズの魔法使い～」が、本日8月27日に東京・日本青年館ホールで開幕した。

作・演出を田尾下哲、作曲・音楽監督を宮川彬良が務める「DOROTHY（ドロシー）～オズの魔法使い～」は、ライマン・フランク・ボーム作の童話「オズの魔法使い」をベースにしたミュージカル。同作の東京公演では新型コロナウイルスの影響で開幕を延期し、8月20日から26日までの公演を中止していたが、このたび初日を迎えた。

出演者にはドロシー役の桜井玲香をはじめ、かかし役の蒼井翔太と鈴木勝吾、ブリキ役の渡辺大輔、ライオン役の小野塚勇人と栗山航、東の魔女役の伊波杏樹、オズの精役の横溝菜帆、西の魔女役の凰稀かなめ、オズ役の鈴木壮麻が名を連ねている。

今回の上演版では、少女ドロシーがオーケストラ部の大学生という設定に変更される。ドロシーはオーケストラ部ではコンサートマスターを務め、外ではプロのバイオリニストとして活躍していた。学生最後の定期演奏会を前に追加リハーサルを決定したドロシーに対し、それぞれに生活のある楽団員たちからは不満が噴出。それまで周囲から頼られていたドロシーは、ショックから練習室を飛び出してバイオリンを封印しようとする。すると不協和音が鳴り響いて楽譜や楽器が飛び交い、気付くとそこは異世界、音楽の都・OZの王国で……。

東京公演は明日8月28日まで。本作はその後、10月12日まで静岡、愛知、広島、兵庫、福井、富山、鹿児島、福岡、群馬を巡演する。

※8月20日から26日までの公演は、新型コロナウイルスの影響で中止になりました。