2チームで送る井上裕朗演出「The Pride」出演者に荒木健太朗・池田努ら

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PLAY/GROUND Creation #3「The Pride」が、7月23日から31日まで東京・赤坂RED/THEATERで上演される。

PLAY/GROUND Creation #3「The Pride」ビジュアル

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これは劇作家アレクシ・ケイ・キャンベルの戯曲「The Pride」を、井上裕朗の演出で立ち上げるもの。劇中では1958年と2008年のイギリス・ロンドンを舞台に、2人のゲイの男性と、彼らと深い関わりを持つ1人の女性の物語が描かれる。公演は2チーム制で行われ、side-Aには荒木健太朗池田努陽月華鍛治本大樹、side-Bには岩男海史池岡亮介福田麻由子山崎将平が名を連ねた。

井上は本作について「作品の舞台はロンドン、1958年と2008年の二つの時代を行き来しながら物語が進みます。それぞれの時代には、同じ名前を持つけれども別人であり、別人ではあるけれど時代を超えて精神が共鳴し合う三人のキャラクターが登場し、物語が進むにつれ二つの時代が溶け合っていきます。『The Pride』は、この演劇的な構造を借りながら『ゲイ』というテーマをストレートに描き、人間の『尊厳』について力強く訴えかけてくる作品です。そしてとても魅力的なラブストーリーです」とコメント。チケットの一般発売は6月18日。

井上裕朗コメント

「The Pride」はイギリスの劇作家アレクシ・ケイ・キャンベルによって2008年に書かれた作品です。日本でもTPTの製作により2010年に上演されています。その上演準備の際、翻訳初稿を読む機会があり、僕はこの作品と出会いました。

作品の舞台はロンドン、1958年と2008年の二つの時代を行き来しながら物語が進みます。それぞれの時代には、同じ名前を持つけれども別人であり、別人ではあるけれど時代を超えて精神が共鳴し合う三人のキャラクターが登場し、物語が進むにつれ二つの時代が溶け合っていきます。「The Pride」は、この演劇的な構造を借りながら「ゲイ」というテーマをストレートに描き、人間の「尊厳」について力強く訴えかけてくる作品です。そしてとても魅力的なラブストーリーです。最初にこの戯曲を読んだときに感じた興奮をいまだにはっきりと覚えています。

今回の公演に集まってくれたメンバーたちと共にこの戯曲を深掘りし、登場人物たちの生き様に思いを馳せ、ひいては2022年に生きる我々の現在を見つめ直す作品にできればと思っています。

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PLAY/GROUND Creation #3「The Pride」

2022年7月23日(土)~31日(日)
東京都 赤坂RED/THEATER

作:アレクシ・ケイ・キャンベル
翻訳・ドラマターグ:広田敦郎
演出:井上裕朗
音楽:オレノグラフィティ

キャスト

side-A:荒木健太朗池田努陽月華鍛治本大樹
side-B:岩男海史池岡亮介福田麻由子山崎将平

※山崎将平の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。

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※2022年7月26日追記:荒木健太朗は体調不良により降板し、代わりに井上裕朗が出演します。その準備期間のため、7月23日公演は中止になりました。

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