「冤罪執行遊戯ユルキル the stage」は演劇プロジェクト・アメツチの第3回公演。山田英真が脚本・演出を務める本作では、冤罪を訴える“囚人”と、被害者の関係者となる“執行人”に分かれてペアを組み、それぞれの過去の事件にまつわるゲームに挑む様子が描かれる。
主人公・春秋千石を演じる猪野は、役との共通点について「年齢ぐらいですね。芝居としては『やってない』の一点張りで完全に“受け”なので、リナをどう納得させるかを考えながら演じました」と言い、春秋千石とペアを組む莇リナ役の
また、双子の兄・山田風太を演じる
上演は途中休憩ありの約2時間45分。公演は5月1日まで。
猪野広樹コメント
人の“生き死に”がかかった作品なので、「なんでこの人は冤罪を訴えてるんだろう?」とか「なんでこの執行人は囚人を殺したいんだろう?」とか、シンパシー(同情)じゃないエンパシー(共感)を感じてもらいたいと思っています。公演がスタートしますが、座組みのひとり、市川美織さんが一緒に初日を迎えることができません。途中から、合流してもらえると思いますが、それまではアンダーのここちゃん(小林香々)がしっかりと一凛花華を引き継いでくれると思います。アンダーとして立つのはすごいプレッシャーだと思いますが、責任感をもってやってくれてますので、僕らも同じように責任感をもって、最後まで駆け抜けたいと思います。劇場でお待ちしています。
高柳明音コメント
今回、ゲーム原作ではありますが、ゲームの発売が舞台よりも後になったということで、舞台を観て楽しんで、さらにゲームをやってみたいなって思ってもらえたら嬉しいです。私たちが物語を紡いでいく中で、“あなたは何を信じて、何を疑うのか?”という感じで楽しんでいただけたらと思います。よろしくお願いします。
松本幸大コメント
「冤罪執行遊戯ユルキル the stage」。“the stage”というのが一番感じてほしいところで、ゲームとはまた違った舞台ならではの素晴らしさ、生の素晴らしさをぜひぜひ楽しんでいただきたいです。4つのチームがバラバラに進行していきますけど、このキャストたち全員で“ユルキル”が成り立っているので、ぜひ劇場で楽しんでもらいたいと思います。
野澤祐樹コメント
ゲームもありますが、舞台版は人が演じることによって、感情の揺さぶられ方が違ってくると思いますので、劇場に来ていただいて、それをお客様に感じていただけたらいいなと思います。
「冤罪執行遊戯ユルキル the stage」
2022年4月23日(土)~5月1日(日)
東京都 ニッショーホール
脚本・演出:山田英真
キャスト
春秋千石:
莇リナ:
山田風太:
山田雷太:
一凛花華:
岡恵一:
御室玄徳:
明烏イザネ:
嗅土かぐら:
明智アランポ:
小林クリスチーナ:
びん子:
アンサンブル:神谷春樹
※市川美織に代わり、一部公演では小林香々が一凛花華役を務めます。
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