東北の空気や匂い、想いをたっぷりと…短距離男道ミサイル「Ultimate Fancy Ojisan」開幕

劇団 短距離男道ミサイル「Ultimate Fancy Ojisan」が去る3月31日に東京・王子小劇場にて開幕した。

これは劇団 短距離男道ミサイルの“第37発目”となる公演。物語の舞台は、東北のとある港町。そこに暮らす星野家の家族は、UFOを目撃し……。

開幕に際し、作・演出を手がける本田椋は、「ファンシーで奇妙奇天烈な世界観の中に東北の空気や匂い、想いをたっぷり詰め込んだ作品です。今回も、みちのくの『おじさん』という生き物の可笑しさ、可愛さ、かっこよさが凝縮された地酒ならぬ地演劇に仕上がりました。また、そんな作品を劇団として3年ぶりとなる東京での上演で開幕できることをとても嬉しく思っています。ぜひ多くの方に劇場に足を運んで頂けたら嬉しいです。絶望の先にある希望を少し信じられるような、そんな観劇体験になればと祈っています」とコメントした。

東京公演は本日4月3日まで。そのあと6日から10日まで、宮城・せんだい演劇工房10-BOX box-1にて上演される。