田中彪が“人間の心の闇”を描く、舞台「愛をなくした男」主演は図師光博

舞台「愛をなくした男」が、5月18日から22日まで東京・すみだパークシアター倉で上演される。

本作は、田中彪が脚本・演出を担う作品。出演者には、主演を務める図師光博のほか、大滝紗緒里、氏家蓮、吉田知央、小林れい、佑太、結城美優、かよう愛子、中島一博、水崎綾、田中が名を連ねた。なお、公演には日替わりゲストとして、武藤志織、河合健太郎、ウチクリ内倉、石井陽菜、赤間直哉が登場する。

図師は「田中彪作品の舞台はこれで2度目。心の闇を描く彼の作品は、観てもらった方々がどう感じてもらえるのか、とても楽しみになる。悲しみ、苦しみ、恨み、怒り、後悔、人間の様々な感情を描く田中彪作品を、このキャスト陣と共に作り上げます」とコメント。大滝は「素敵な役者の先輩方とご一緒でき、この登場人物達がどのように息をしていくのかを稽古から近くで見させていただける事に、嬉しく思います。無事に最後まで全員で。今はそれが叶うのも奇跡のようなことですが、ご期待に応えるべく、沢山の方へこの作品を届けられるよう、 努めてまいります」と述べる。

田中は「『愛をなくした男』という作品は主演を務める図師光博さんの為に描き下ろした作品になっております。こんな図師光博が観たいという少し個人的な感情も入っているかもしれません」「暗い世の中だからこそ、あえて人間の暗い部分をリアルに描かせていただきました。この作品が皆様の心に少しでも残ってくだされば幸いです」と語った。