アニメ×現代サーカス、束芋とヨルグ・ミュラー「もつれる水滴」4都市ツアー

束芋×ヨルグ・ミュラー「もつれる水滴」が4月から5月にかけて富山・東京・山口・沖縄で上演される。

これは、現代美術家の束芋と、フランスを拠点とするヌーヴォー・シルクのパフォーミングアーティストのヨルグ・ミュラーによるコラボレーション作品。空間と身体に対して異なる視点でのアプローチを行い、アニメーションとダンスを絡み合わせた新たな表現に挑む。

公演に向けて束芋は「ヨルグとともに2年かけて制作してきた新作舞台『もつれる水滴』の公演が、いよいよ実現します」「ヨルグと一緒でなければできない作品を、こんな時代だからこそ作ることができた作品を、劇場でどうぞご高覧ください」とコメントした。

公演は、4月28日から30日まで富山のオーバード・ホール 舞台上特設シアター、5月3日から5日まで東京・東京芸術劇場 シアターイースト、14・15日に山口・山口情報芸術センター［YCAM］スタジオA、21・22日に沖縄・那覇文化芸術劇場なはーと 小劇場で行われる。

束芋コメント

ヨルグとともに2年かけて制作してきた新作舞台「もつれる水滴」の公演が、いよいよ実現します。

予定してたクリエーションが遠隔になってしまったり、予定していたメンバーが出演できなくなってしまったり、公演自体が延期になったり、

コロナの影響を躱すことができない事態に何度も直面してまいりましたが、関係各所のみなさんのご尽力でこの度公演に漕ぎ着けることができました。

振り返ってみれば、多くの局面で諦めずに軌道修正を繰り返したことが、この作品をより強いものにしていったように思います。

ヨルグと一緒でなければできない作品を、こんな時代だからこそ作ることができた作品を、劇場でどうぞご高覧ください。