佐藤アツヒロ原案・構成・演出「告白」に谷佳樹・松島庄汰・綺咲愛里・吉本実憂

佐藤アツヒロが原案・構成・演出を手がける「告白」が、1月18日から2月4日まで東京・浅草九劇で上演される。

上演台本を吉崎崇二、音楽を堀倉彰が担う本作では、山奥のコテージを舞台にした物語が展開。冬休み、大学時代の友人である4人の男女は数年ぶりに再会する。花澤千秋と佐伯冬香がパーティーの準備を進める中、春日恵輔と江夏祥太郎は屋根裏でカバンの整理をしていた。そして江夏の告白により、春日はとある感情を抱くようになって……。出演者には、谷佳樹、松島庄汰、綺咲愛里、吉本実憂が名を連ねた。なお今作では、ピアノとドラムの生演奏に乗せて物語が進行し、堀倉と渡邊シンが演奏を担当する。

上演に向け、佐藤は「物語は、僕の“人を好きになるという気持ち”を全部、詰め込んだようなものになります。僕は10代の頃、片思いばかりしていて、好きな人に好きだと言うことができない思春期をすごしました。そんな青春時代を思い出し、4人の若者を通して『好きな気持ちは誰にも奪えない』というテーマをロマンチックに、そしてちょっとサスペンスフルに描いていきます」と思いを語り、「きっと観劇後、今まで感じたことのないような、不思議な気持ちを抱いていただけると思います」とコメントした。

チケットのオフィシャルHP抽選先行受付は12月23日12:00にスタート。

佐藤アツヒロ コメント

これまで数々の作品に役者として参加し、ここ数年では2作、演出という立場でも演劇と向き合ってきました。今回、初めて原案・構成にも挑戦します。もともと、舞台出演を重ねていく中で「こんな物語があったら面白いな」「脚本を書いてみたいな」というような想像をするのは好きでした。スタッフの方々とのセッションの中で、その想像がどんどん膨らみ、“妄想のその先”のように、この企画が実現しました。

物語は、僕の“人を好きになるという気持ち”を全部、詰め込んだようなものになります。僕は10代の頃、片思いばかりしていて、好きな人に好きだと言うことができない思春期をすごしました。そんな青春時代を思い出し、4人の若者を通して「好きな気持ちは誰にも奪えない」というテーマをロマンチックに、そしてちょっとサスペンスフルに描いていきます。キャストは全員、初めてご一緒する若い魅力的な俳優4人です。すでに稽古は始まっていますが、それぞれ佇まいも声も、とても人間らしい魅力に溢れていて素敵な人たちです。おそらくキャストの皆さんも自由に楽しくやってくれると思います。

とにかく僕は、新しいことにチャレンジできる、そのことにワクワクドキドキしています。ぜひ浅草九劇で、「告白」という題名の裏にある様々な思いを受け取ってください。きっと観劇後、今まで感じたことのないような、不思議な気持ちを抱いていただけると思います。