COCOON PRODUCTION 2021+大人計画「パ・ラパパンパン」が本日11月3日に東京・Bunkamura シアターコクーンで開幕した。
本作は、2016年に松尾が主演したNHK木曜時代劇「ちかえもん」の脚本家・藤本有紀が作劇、松尾が演出を担う“ゴージャスでファンタジックなミステリーコメディ”。松尾は本作で初めて、同劇場で他者による戯曲を演出する。
主人公は「本格ミステリーを書く!」と宣言してしまった、鳴かず飛ばずのティーン向け小説家。彼女は19世紀イギリスのクリスマス・イブを舞台にした欠陥だらけの物語を書き上げるが、ハタと何かに気付き、現実と小説の世界を交差させながら、“彼女自身の物語”を完結させるために奔走する。
本作には、小説家・来栖てまり役で
松尾は「この芝居はミステリー劇です。さまざまな仕掛けを俳優たちの表情から、華美な衣装や美術セットから読み取っていただけると、気づくことの多い自由で豊かな芝居であることがわかると思います」とコメントした。東京公演は11月28日まで。その後、12月4日から12日まで大阪・森ノ宮ピロティホールでも上演される。上演時間は、休憩20分を含み3時間10分を予定。
なお、本公演では既報の通り、11月10日18:00開演回がBunkamura STREAMING、Streaming+、WOWOWオンデマンドで生配信される。また、各公演の前日には当日券予約整理番号を電話にて受け付ける。詳細は公式サイトで確認を。
松尾スズキ コメント
別に慣れたくもないわけですが、コロナ対策にもどこか慣れ、でも、どこか違和感を感じつつ、マスク越しの稽古で劇場入り前まですごしておりました。しかし、劇場で、ようやく衣装やメイクを施した俳優たちの100%の表情を見ることができて、違和感が吹き飛びました。演劇は顔が見えてなんぼのものです。そして、実感できました。こんな表情をしていたのか。なら、おもしろいものになると。この芝居はミステリー劇です。さまざまな仕掛けを俳優たちの表情から、華美な衣装や美術セットから読み取っていただけると、気づくことの多い自由で豊かな芝居であることがわかると思います。
今年の暮は、渋谷のエンターテイメントでよろしくお願いします。
松たか子 コメント
ご一緒する皆さんが魅力的で面白くて、稽古は、笑っている間にあっという間に過ぎていきました。 今度は、お客様に笑っていただかなくては。 松尾さんの芝居、劇場への愛であふれている舞台です。
劇場でお待ちしております!
神木隆之介 コメント
僕の初舞台を松尾さんの作品で体験させていただきました。
今回も松尾さんの作品に参加することができ本当に幸せです。
今回僕のキャラクターは全体を見ながら発言をしていく役なのですごく難しいですし、苦労しています。
ただ、松さんを始めすごく素敵な優しくて楽しいキャストの方々に支えていただきながら稽古が出来ています。
作品も皆様が今までに見たことないような作品になっていると思います! ぜひ楽しみにして欲しいです。
緊張していますが、よろしくお願いします。
小日向文世 コメント
3年半ぶりのシアターコクーン、その舞台に立つ事に今ワクワクしています。松尾演出にどこまで応えられるのか、そして楽しめるのか、ずっと自問自答しながら稽古を続けて来ました。とにかくキャスト、スタッフ誰一人休む事なく元気に此処までやって来られた事に感謝です。お客様に明るい気持ちになって頂けますよう願っています。
COCOON PRODUCTION 2021+大人計画「パ・ラパパンパン」
2021年11月3日(水・祝)~28日(日)
東京都 Bunkamura シアターコクーン
2021年12月4日(土)~12日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール
作:藤本有紀
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【公演レポート】鳴かず飛ばずの小説家が“自身の物語”のために奔走!松尾スズキ×藤本有紀「パ・ラパパンパン」開幕(コメントあり) https://t.co/En4Pxf3zzM