東憲司が二又トンネル爆発事故をモチーフに描く、劇団桟敷童子「飛ぶ太陽」

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劇団桟敷童子「飛ぶ太陽」が、11月26日から12月8日まで東京・すみだパークシアター倉で上演される。

劇団桟敷童子「飛ぶ太陽」チラシ

劇団桟敷童子「飛ぶ太陽」チラシ

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作をサジキドウジ、演出を東憲司が手がける本作は、1945年に福岡で起きた二又トンネル爆発事故をモチーフとした作品。終戦から3カ月が経った頃、松尾トワは息子・与市の復員で上機嫌だった。ある日、旧日本軍が山奥のトンネルに隠していた大量の火薬を処分するため、町に占領軍がやってくる。しかし火薬の処理中に、大爆発が発生。炎は火の球となって町を襲い……。

サジキドウジは、本作について「この事故は、僕の故郷で起きた悲劇である。歴史に埋もれたその場所は、僕の知らない故郷だ」とコメント。出演者には板垣桃子、原口健太郎、稲葉能敬、鈴木めぐみ、川原洋子、山本あさみ、もりちえ大手忍三村晃弘、柴田林太郎、増田薫、羽田野沙也香、吉田知生、そして宮地真緒、瀬戸純哉、斉藤とも子が名を連ねた。

サジキドウジ コメント

……その太陽は147人の命を奪った……

終戦から三ヶ月、穏やかな町に 進駐軍がやって来た。

旧陸軍が本土決戦に備え 隠した火薬を処理する為である。

そして惨事が起こった。

大爆発、死者147人。

この事故は、僕の故郷で起きた悲劇である。

歴史に埋もれたその場所は、僕の知らない故郷だ。

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劇団桟敷童子「飛ぶ太陽」

2021年11月26日(金)~12月8日(水)
東京都 すみだパークシアター倉

作:サジキドウジ
演出:東憲司
美術:塵芥
出演:板垣桃子、原口健太郎、稲葉能敬、鈴木めぐみ、川原洋子、山本あさみ、もりちえ大手忍三村晃弘、柴田林太郎、増田薫、羽田野沙也香、吉田知生 / 宮地真緒、瀬戸純哉、斉藤とも子

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