少年と座敷わらしの交流描くミュージカル、野村玲子演出「ユタと不思議な仲間たち」

浅利演出事務所によるミュージカル「ユタと不思議な仲間たち」が、10月22日から11月14日まで東京・自由劇場で上演される。

本作は、1977年に劇団四季によって初演されたミュージカル。三浦哲郎の同名小説を原作に、劇団四季の創設メンバーである故・浅利慶太が企画とオリジナル演出を手がけた。今回は浅利の妻・野村玲子が演出を担う。

舞台は自然豊かな東北。東京からやって来たユタは、村の子供たちに馴染めず、いじめられてばかりいた。ユタはある日、天災によって現世で生きることがかなわなかった5人の座敷わらしたちに出会う。彼らとの交流を通し、ユタは生命の尊さや友情の大切さを学んでいき……。

座敷わらしを演じるのは下村青、山崎佳美、東泰久、小野田真子、近藤真行。またユタ役を横井漱が務め、ユタの理解者である同級生・小夜子役を藤原加奈子、中村ひよりがWキャストで演じる。なお振付には加藤敬二がクレジットされた。チケットの一般販売は9月18日10:00にスタート。