高橋一八が作・演出を手がける「実家から送られてきたいい明太子」は、明太子をメインに据えた“魚卵ナンセンスコメディ”。本作は今年1月に上演予定だったが延期となり、今回はブラッシュアップした作品を上演する。出演者には、松下世界館、森本浩之、原田達也、古川はる、子安由、近藤裕人、高橋左右両打席が名を連ねた。
上演に向け、高橋一八は「今回は1月に延期になった公演の仕切り直しですので、否が応でも『気合いの入ったもの』になる予定」と語りつつ、「人が自己申告で表現する『気合いの入った状態』、おもしろいよりなにより気合い入ってたか入ってなかったか、それだけを観にいらしてください。ウソです。是非内容を観てください。よろしくお願いいたします」とコメントした。
高橋一八コメント
今回は1月に延期になった公演の仕切り直しですので、否が応でも「気合いの入ったもの」になる予定なんですが、だからといって「じゃあ何か、貴様は今まで気合い入れた公演をしてねえってことか? だとしたら殺すよ」とか物騒なことはなるべく言い出さないでいただきたいのであります。
そもそも気合いなんてわかりやすく目に見えないものだと思います。
いや正しく言うのなら、「あこの人きっと気合い入ってるんだろうな」と視覚的に見て推測することは可能です。
アニマル浜口というタレントがいます。彼のことを「気合い入っていない人」と認識してる人はおそらくいないのではないでしょうか。
なぜなら彼は、言葉、アクション、表情、家族をフルに使い、目測では認識しづらく判定基準も人それぞれの「気合いが入っている状態」を人類で初めて視覚的なレベルまで引き上げることに成功した人だからです。
このように、アニマル浜口ぐらい露骨にしないとわかりづらい気合い入っているな認定なわけですから、僕の気合い入ってる状態もわかりづらいのは当たり前の話しですよね。
というわけで、人が自己申告で表現する「気合いの入った状態」、おもしろいよりなにより気合い入ってたか入ってなかったか、それだけを観にいらしてください。ウソです。是非内容を観てください。よろしくお願いいたします。
劇団武蔵野ハンバーグ 第3回演劇公演「実家から送られてきたいい明太子」
2021年6月5日(土)・6日(日)
東京都 シアター711
作・演出:高橋一八
出演:松下世界館、森本浩之、原田達也、古川はる、子安由、近藤裕人、高橋左右両打席
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