Kバレエカンパニー「ドン・キホーテ」が、5月19日から23日まで東京・Bunkamura オーチャードホールで上演される。
2004年からKバレエで上演されている「ドン・キホーテ」は、ミゲル・デ・セルバンテスの小説を原作に、理髪師バジルと町娘キトリの恋物語が展開する古典バレエ。今回は、
本作の演出・再振付・舞台美術・衣裳デザインを手がける
熊川哲也コメント
スペイン・バルセロナの灼熱の太陽のもと、逞しくも軽やかに生を謳歌する人々の底抜けの明るさやバイタリティ、そして多彩にして華やかな舞踊がもたらす高揚感ーー。限りなく前向きなエネルギーに満ちあふれるこの「ドン・キホーテ」という名作は、バレエという無二の舞台芸術が人々にもたらす喜びや感動、そのひとときの素晴らしさを、理屈抜きに楽しみ味わわせてくれます。
4組の主演キャストでお届けする今公演では、堀内將平と山本雅也が共にプリンシパル昇格後初のバジルを披露することになります。カンパニーの伝統を受け継ぎ、大きく進化を遂げている今の彼らならではの火花散るような熱いパフォーマンスをお楽しみいただけると確信しています。また、新たなキトリとして、本年1月にプリンシパルとして入団した日高世菜、Kバレエ初出演となる飯島望未の2人が舞台を彩ります。申し分のない実力を備えたこの個性異なる魅力的なバレリーナたちのエネルギッシュな美の競演は、我がカンパニーの代表作「ドン・キホーテ」に新しい風を吹かせてくれることでしょう。
熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2021「ドン・キホーテ」
2021年5月19日(水)~23日(日)
東京都 Bunkamura オーチャードホール
芸術監督・演出・再振付・舞台美術・衣裳デザイン:
原振付:マリウス・プティパ、アレクサンドル・ゴールスキー
音楽:レオン・ミンクス
キャスト
キトリ: ※日高世菜、高橋裕哉の「高」ははしご高が正式表記。
バジル:
ほか、Kバレエカンパニー
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飯島望未がキトリ役でKバレエ初登場「ドン・キホーテ」熊川哲也「代表作に新しい風を」(コメントあり)
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