劇団チョコレートケーキ次回作「帰還不能点」終演後に“アフターアクト”も

劇団チョコレートケーキ「帰還不能点」が、2月19日から28日まで東京・東京芸術劇場 シアターイースト、3月13・14日に兵庫のAI・HALLで上演される。

これは劇団チョコレートケーキの第33回公演。作中では、敗戦前に日米戦争が起きた場合の未来をシミュレートしていたエリート官僚たちの様子が、劇中劇の手法を交えて描かれる。戦後、久しぶりに再会した彼らは酒を飲むうちに、首相・近衛文麿と外相・松岡洋右という2人の故人のことを語り始め……。

脚本を古川健、演出を日澤雄介が務め、出演者には浅井伸治、岡本篤、西尾友樹のほか、タテヨコ企画の青木柳葉魚、DULL-COLORED POPの東谷英人、文学座の粟野史浩、今里真、The Stone Ageの緒方晋、村上誠基、そして黒沢あすかが名を連ねた。

なお一部東京公演の終演後には、登場人物の1人にスポットを当てた5分から10分程度の一人芝居が「アフターアクト」として上演される。また2月23日20:00から3月21日20:00まで、公演の様子を収録した映像の配信をVimeoで実施。映像には客席から5台のカメラで撮影、編集した“スタンダード版”と、俳優1人にボディカメラを装着して撮影した“アクターカメラ版”の2種類が用意された。料金は税込3500円となり、購入者はスタンダード版とアクターカメラ版の両方を視聴できる。