男装のヒロインと病院抜け出した青年が出会い…劇団唐ゼミ☆「唐版 風の又三郎」に鳳恵弥ら

劇団唐ゼミ☆「唐版 風の又三郎」が、11月17日から22日まで東京・新宿中央公園 水の広場 特設劇場で上演される。

これは、唐ゼミ☆の代表・中野敦之の演出で、唐十郎の「唐版 風の又三郎」をテント公演として立ち上げるもの。作中では、宮沢賢治の「風の又三郎」をもとに、2人の主人公が協力し、脅威を突破していく物語が展開する。宇都宮のホステス・エリカは、恋していた自衛隊員・高田三郎の死の謎を解明するため、とある探偵社に男装して忍び込む。一方、熱烈な宮沢賢治読者の青年・織部は、精神病院を抜け出していた。織部は男装姿のエリカを見かけ、思わず「風の又三郎さんではありませんか」と問いかけ……。

出演者には、唐ゼミ☆メンバーのほか、丸山正吾、佐々木覚、小山祥平、小林敏和、竹林佑介、福田周平、宮本悠我、気田睦、ヒガシナオキ、そして鳳恵弥が名を連ねた。チケットは完売しているが、公式サイトではキャンセル待ちが受け付けられている。