劇団た組の新作は、立ち退き迫られた喫茶店描く「私は私の家を焼くだけ」

劇団た組「私は私の家を焼くだけ」が12月1日から11日まで東京・ネスカフェ 原宿にて上演される。

これは、加藤拓也が脚本・演出を手がける劇団た組の新作公演。ワールドカップ開催に伴う再開発で、娘・可奈と父・啓司が営むとある喫茶店は、立ち退きを迫られている。周囲がどんどん地元を離れていく中、父娘は取り残されていき……。

上演に向けて加藤は「2年前に書いた作品が色々ありまして眠っていたのですが、ここにきてようやくできることになりました。少しずつお直しはしておりますが、書いていたテーマは大きく変わらず、ですが尚今の方が原宿という土地でこれをやっていることに大変意味を感じられます」と意気込みを述べている。

出演者には村上穂乃佳、鳥谷宏之、政岡泰志、宮下かな子が名を連ねた。上演時間は1時間を予定。なお収録映像がネスレ日本の公式サイト・ネスレアミューズの動画サイト「ネスレシアター」で無料配信される。

加藤拓也コメント

2年前に書いた作品が色々ありまして眠っていたのですが、ここにきてようやくできることになりました。少しずつお直しはしておりますが、書いていたテーマは大きく変わらず、ですが尚今の方が原宿という土地でこれをやっていることに大変意味を感じられますので、ちょいと仕事帰りに原宿に寄っていただけたら嬉しいです。