大竹野正典の「ブカブカジョーシブカジョーシ」を、佃典彦演出で二人芝居に

オフィスコットーネトライアル公演「ブカブカジョーシブカジョーシ」が10月7・8日に東京・小劇場B1にて上演される。

「ブカブカジョーシブカジョーシ」は、1973年に起きた上司バット撲殺事件を題材に書かれた大竹野正典の戯曲。もともとは8人の人物が登場するが、今回はブカ（部下）・アメミヤとジョーシ（上司）・モモチの二人芝居として立ち上げる。

演出を佃典彦が担当。出演者には高田恵篤、野坂弘が名を連ねた。上演に際し佃は「ジョーシとブカの二人だけで水槽の様な小さな一室にてナニモノかに狂わされてしまう様態を見てみたい……と、いう心持ちで演出しております。ジョーシがブカに金属バットで撲殺されるという実際にあった事件を基に書かれた台本ですが、悲惨なだけではなくある種のバディ物としても可笑しみを含んだ作品です」とコメントしている。

佃典彦コメント

大竹野さんの本は一筋縄ではいかなくて様々な感情線が数本の環状線の様に入り混じっております。

ジョーシとブカの二人だけで水槽の様な小さな一室にてナニモノかに狂わされてしまう様態を見てみたい……と、いう心持ちで演出しております。ジョーシがブカに金属バットで撲殺されるという実際にあった事件を基に書かれた台本ですが、悲惨なだけではなくある種のバディ物としても可笑しみを含んだ作品です。

是非、皆さま御来場よろしくお願いします！