表現の場を獲得するために…女性たちの奮闘描く「ブルーストッキングの女たち」本日開幕

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劇団青年座「ブルーストッキングの女たち」が、本日9月26日に東京・東京芸術劇場 シアターウエストで開幕する。

劇団青年座 第243回公演「ブルーストッキングの女たち」より。(撮影:坂本正郁)

劇団青年座 第243回公演「ブルーストッキングの女たち」より。(撮影:坂本正郁)

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劇団青年座 第243回公演「ブルーストッキングの女たち」より。(撮影:坂本正郁)

劇団青年座 第243回公演「ブルーストッキングの女たち」より。(撮影:坂本正郁)[拡大]

「ブルーストッキングの女たち」は、1983年に初演された宮本研の作品。大正時代を舞台に、日本初の女性文芸誌「青鞜」を創刊した青鞜社に集う女性たちの姿が描かれる。劇団青年座文芸部の齊藤理恵子が演出する今回の上演版には、遠藤好、小暮智美、世奈、森脇由紀津田真澄田上唯、坂寄奈津伎らがキャスティングされた。

劇団青年座 第243回公演「ブルーストッキングの女たち」より。(撮影:坂本正郁)

劇団青年座 第243回公演「ブルーストッキングの女たち」より。(撮影:坂本正郁)[拡大]

開幕に際し、齊藤は「やっとというべきか、あっという間にというべきか。いよいよ初日を迎えます。大正の時代に様々なものと闘って自身の望むものを獲得しようと疾走した人々のお話です。自身の表現したいもののために必死にひたむきに向かい合う。コロナ禍で表現の場を失っていた私たちが、その場を獲得できる日がいよいよやってきます。感染対策を万全にして向かいます。是非劇場にお越し下さい」と意気込みを語った。

上演時間は休憩ありの約2時間30分。公演は10月4日まで。

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劇団青年座 第243回公演「ブルーストッキングの女たち」

2020年9月26日(土)~10月4日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト

作:宮本研
演出:齊藤理恵子

キャスト

らいてう:遠藤好
市子:小暮智美
紅吉:世奈
保子(大杉栄の妻):森脇由紀
ミツ(辻潤の母親):津田真澄
野枝:田上唯
松井須磨子 / ノラ:坂寄奈津伎
島村抱月 / 森憲兵曹長:五十嵐明
辻潤:松田周
荒畑寒村:桜木信介
奥村博 / 当番兵:古谷陸
大杉栄:石母田史朗
甘粕憲兵大尉 / ヘルメル:小豆畑雅一
尾行警官:佐藤祐四
メゾン鴻巣の女給 / 日蔭茶屋の女中お源 / リンデ夫人:万善香織
魔子 / 女中:橋本菜摘

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