ミュージカル「メイビー、ハッピーエンディング」が本日8月11日に開幕する。このたび、キャストの
韓国で誕生した本作は、ウィル・アロンソン&ヒュー・パーク作によるミュージカル。劇中では、旧型ヘルパーロボットのオリバーとクレアが惹かれ合う様子が描かれる。
オリバー役の浦井は「いよいよお客様が入っての上演ということで、稽古場から皆で和気あいあいとやってきたものがようやく花開く、と言いますか。ほっこりしていただくような時間を皆さんと一緒に過ごせるということで、本当にハッピーな気持ちでいっぱいでございます。このメンバーならではの日本版になるんじゃないかなと思っています」と語る。
クレア役をWキャストで演じる中川が「本当に全身がフワフワしていて夢なんじゃないかなって思ってしまうくらい、シアタークリエに立てるということが、本当に人生において特別なことです。物語もとっても幸せな気持ちになれて毎日笑顔いっぱいで稽古に励んでまいりましたので、全身全霊でクレアを楽しみたいと思います」と述べると、もう1人のクレア役である花澤も「(劇場に入って)舞台を観たときに本当に素敵で、一目見た瞬間に『メイビー、ハッピーエンディング』の世界に入れるような感じの作りになっていてとってもワクワクしました。クレアを演じられるのを楽しみにしております」と続けた。
オリバーの元持ち主・ジェームズ役の坂本が「約1カ月間稽古してきて、すごく面白い作品になったと思ってます。初日が迎えられる喜びを味わいたいですね。今はとにかく気を引き締めて、初日を迎えることを願っております」と真摯に語ると、同じくジェームズ役でミュージカル初出演の斉藤は「出演者の皆さんやスタッフさんにもたくさん迷惑をかけたり、いろいろとわからない部分が本当にたくさんあって、それを修正していくことで精一杯な毎日でした」と稽古を振り返りつつ、「でも自分が初めてだからというのは何の言い訳にもならないですし、お客様はやっぱり、1つのミュージカルを観に来ているわけですから、そこで自分がやることを精一杯やって皆さんの印象に残るような素敵なミュージカルにしたいと思っています」と意気込みを見せた。
注目してほしいシーンについては、「本当に心温まるストーリーです。そのピュアさと言いますか、“ピュアピュア”な感じが一番出ているのが、蛍を見に行くシーンだと思います」と浦井。さらに浦井は「オリバーとクレアを通して、『演劇って消えちゃうものだけど、きっと一生心に残るんじゃないかな』というところがリンクしているような気がするので、その素晴らしさを体感していただけたらなと思います」と観客の期待を煽る。
中川は「この作品は音楽が本当に素晴らしくて、もう1日中胸の中に音楽がぐるぐる回ってしまうぐらいです」、花澤は「坂元さんと斉藤さんがいろんな形で舞台に出てくるのがすごく楽しみで(笑)。いつも笑いをこらえるのが大変なんですけど、そこも注目していただきたいなと思います」とそれぞれに見どころを語った。
最後に浦井が「メンバー、スタッフ全員が、『またお稽古ができる』という喜びからスタートしました。意気込みとしてはもちろん完走! 1回1回が、本当にキラキラ光っているようなかけがえのない瞬間瞬間の輝きだと思っているので、それを目撃していただくというのが最終的な目標かなと思っております。あとはもう、お客様に楽しんでいただけるように我々みんなも楽しんでいけたらな、と思っております」と笑顔を見せた。
上演時間は休憩なしの約1時間50分。公演は8月30日まで東京・シアタークリエにて。
ミュージカル「メイビー、ハッピーエンディング」
2020年8月11日(火)~30日(日)
東京都 シアタークリエ
作:ウィル・アロンソン&ヒュー・パーク
翻訳・訳詞・演出:
キャスト
オリバー:
クレア:
ジェームズ:
関連記事
Hiroyuki Ishii @Anti_So_Low
東宝に芸人枠が出来たのか?つかこの囲みよう…>「メイビー、ハッピーエンディング」開幕、浦井健治「本当にハッピーな気持ち」 https://t.co/8ny3E6Tzwn