仕掛けでグイグイ、教えにグサリ！こんにゃく座の新作「イワンのばか」が上演中

オペラシアターこんにゃく座「オペラ『イワンのばか』」が、昨日2月6日に東京・あうるすぽっとで公演をスタートさせた。

本作は、トルストイの原作をもとに坂手洋二が書き下ろしたオペラ。坂手が自ら演出し、萩京子が作曲を、山田うんが振付を担当した。

劇中では、小悪魔を差し向けてまで農民イワンをたぶらかそうとする大悪魔と、その誘惑に負けない純真なイワンとのやりとりが描かれる。

作品について制作スタッフは、「世界初演！ オペラ『イワンのばか』。トルストイの描いたあの『イワンのばか』原作を基本に、ファンタジーでユーモアあふれる楽しい仕掛けでグイグイ！ 物語を進めながらも、一方、今も色あせない生きるための教え、現代社会に対するメッセージをグサリ！と浮き彫りにする。マイクを使用しない生の歌声、ピアノ、ヴァイオリン、ファゴット（時々バラライカ）も交えて音楽が心に響く。開場時には、ロビーにてミニコンサートも開催！」と見どころをコメントした。

上演時間は休憩を含む約2時間25分。公演は2月11日まで。

※初出時、コメントの発言者に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。