“夏はまだまだ終わらない”テニミュ3rd「全国大会 青学vs立海」後編開幕

「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 全国大会 青学（せいがく）vs立海 後編」が、12月19日に東京・日本青年館ホールで開幕した。

本作は、前後編に分けて展開されている「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 全国大会 青学（せいがく）vs立海」の後編。劇中では、全国大会決勝の最終試合となる越前リョーマと幸村精市によるシングルス戦の様子が描かれる。

初日を前に行われた囲み取材には、出演者たちが出席。越前リョーマ役の阿久津仁愛は「テニミュで試合をするのが1年半ぶりなのですが、リョーマが楽しんでテニスをするように、僕自身も楽しんで58公演駆け抜けていきたいです」と意気込みを語り、「もう冬ですが、テニミュの夏はまだまだ終わっていません。今回の公演にかける熱量を今までの熱さにプラスして、東京凱旋公演のラストまでよいものを届けたいと思いますので応援お願いします！」とメッセージを送った。

手塚国光を演じる青木瞭は、本作が「テニミュ」3rdシーズン最後の本公演となることに触れ、「青学としては、リョーマを全力で支えていきたい」と決意を口にする。また青学メンバーの楽曲があることを挙げて「本公演で、青学の12人で踊れるのは最後だ！という気合を込めています」と話し、「大切な場面がたくさんあるのでぜひ注目して」と呼びかけた。

「越前リョーマと幸村精市の試合を演じられることがうれしい」と言うのは、幸村精市役の立石俊樹。立石は「命がけで向き合ってリョーマを倒しに行きたい」と気合十分に話し、「12月でとても寒いですが、劇場では真夏の暑い空気を皆さんに届けられるよう、熱い戦いを繰り広げます」と抱負を口にした。

さらに跡部景吾役の三浦宏規は「今回、氷帝から出演するのは跡部と日吉だけですが、ほかの氷帝メンバーの気持ちも背負って、（阿久津）仁愛を支えていきたい」と思いを語り、「ライバルズは今回の公演で初めて集まったのですが、個人的におそろいのパーカーを作ったりして、青学や立海に負けないくらい絆が強いです。まったく“色”の違うチームから集まったライバルズが歌って踊る場面は必見です」と見どころをアピールした。

公演は12月24日まで日本青年館ホールで行われ、その後28日から1月12日まで大阪・メルパルク大阪 ホール、17日から19日まで宮城・多賀城市民会館 大ホール、24日から26日まで愛知・アイプラザ豊橋、31日から2月2日まで福岡・アルモニーサンク 北九州ソレイユホール、そして6日から16日まで東京・TOKYO DOME CITY HALLにて。なお16日17:30に開演する本作の千秋楽では、日本全国、香港、台湾でライブビューイングが実施される。