今泉力哉と玉田企画「街の下で」が、昨日10月24日に東京・こまばアゴラ劇場で開幕した。

「街の下で」は、映画監督の今泉と玉田企画主宰の玉田真也による合同公演。本作で2人は、長編会話劇の共作に挑戦した。開幕に際し今泉は「玉田さんと何かを一緒につくるなんて、というか、俺が誰かと一緒に共同で作・演出して何かをつくるなんて、土台無理な話だったんだなと今は思っています。個VS個。でも、それゆえ、逆に、お互い好き勝手に暴れたある種無責任な演劇が生まれたと思っています」、玉田は「初めての共同制作で、かなりこんがらがりながら2人で作りました。そして、こんがらがったまま完成しましたが、今回でしか出来ない作品になったと思います」とそれぞれコメントしている。

出演者には青木柚、ナカゴーの川崎麻里子、小竹原晋、志田彩良、芹澤興人、長井短、師岡広明が名を連ねた。上演時間は1時間55分で、公演は11月4日まで。なお前売り券は完売しているが、全公演で当日券の販売が予定されている。

今泉力哉コメント

玉田さんと何かを一緒につくるなんて、というか、俺が誰かと一緒に共同で作・演出して何かをつくるなんて、土台無理な話だったんだなと今は思っています。個VS個。でも、それゆえ、逆に、お互い好き勝手に暴れたある種無責任な演劇が生まれたと思っています。結果は最高です。見逃さないでください。映画「街の上で」もよろしくお願いします。

玉田真也コメント

初めての共同制作で、かなりこんがらがりながら2人で作りました。そして、こんがらがったまま完成しましたが、今回でしか出来ない作品になったと思います。楽しんで貰えるといいなと思います。