「渦が森団地の眠れない子たち」が、本日10月4日に東京・新国立劇場 中劇場で開幕する。
佐山鉄志(藤原)と田口圭一郎(鈴木)は、圭一郎が低学年のときに団地に越して来て以来の親友だった。しかしある事件をきっかけに2人は対立し、次第に団地の王座をかけて争うようになり……。震災の被害が少なくなかった“渦が森団地”に住む小学生の視点を通して、災害が人々にもたらした目には見えないストレスをあぶり出す。
開幕に際し蓬莱は、「竜也君の少年らしい魅力が存分に生かせて、亮平君の二面性も取り込んだものをと思い書きあげましたが、結果、フィクション度の高い非常に面白い作品になりました」と手応えを語っている。
上演時間は休憩ありの約2時間35分。東京公演は10月20日まで。その後本作は佐賀、大阪、愛知、広島、宮城を巡演する。
蓬莱竜太コメント
今回の作品では、演劇で思い切り遊びたいと思っていて、竜也君の少年らしい魅力が存分に生かせて、亮平君の二面性も取り込んだものをと思い書きあげましたが、結果、フィクション度の高い非常に面白い作品になりました。稽古場では、竜也君は沢山遊びを入れてきて、“それやめろよ”、と言ったすぐ後に同じことを繰り返してくるのですが(笑)、そういった遊びに亮平君も呼応して更に役を深めていってくれて、周りの役者もお互いに反応しあって芝居ができてきたので、非常に楽しい現場でした。
藤原竜也コメント
蓬莱さんの作風なのかもしれませんが、凄くストレートに役に入れ込める、緻密な計算がされている本なので非常に演じやすいです。ただ一つだけあるのは、こういった役柄は、37歳には(身体の)節々にきますね(笑)。非常に激しいバトルのある作品ですし、2時間40分演じると、シェイクスピアとあまり変わりません(笑)。亮平君も、セリフだったり衣裳だったり、お客さんがビックリするような、今までに見たことがない姿で闘っているので、是非注目してみていただきたいです。まぁ、こんなガタイのいい小学生はいませんが(笑)。
鈴木亮平コメント
中学生は以前に演じたこともあるのですが、今回はとうとう小学生か、と。残すは赤ちゃんしかないなと思っています(笑)。竜也君とは10年ぶりの共演となりますが、俳優としてのタイプが僕と本当に真逆の人間だなと感じました。僕は割と一つ一つ層を積み重ねて役をつくっていくのですが、竜也君は好きに暴れて、舞台上に嵐を起こしてくれるので、そこの違いが化学反応を起こして、間違いなく面白い作品になっています。
「渦が森団地の眠れない子たち」
2019年10月4日(金)~20日(日)
東京都 新国立劇場 中劇場
2019年10月26日(土)・27日(日)
佐賀県 鳥栖市民会館 大ホール
2019年10月29日(火)・30日(水)
大阪府 森ノ宮ピロティホール
2019年11月1日(金)~4日(月・振休)
愛知県 御園座
2019年11月7日(木)・8日(金)
広島県 JMSアステールプラザ 大ホール
2019年11月16日(土)・17日(日)
宮城県 多賀城市民会館 大ホール
作・演出:
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舞台『渦が森団地の眠れない子たち』
環境によって様々に立場が変化する
子供達を、藤原竜也さんと鈴木亮平さんが
無邪気に残酷に演じていた。
泥粘土のようなセットが凄かった。
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