関係も想いも物語も全部“音”に、安住の地の“消えゆく声を拾う”音楽劇が開幕

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安住の地「Qu’est-ce que c’est que moi?」が、本日9月13日に京都・Theatre E9 Kyotoで開幕する。

安住の地 第4回本公演 Theatre E9 Kyoto オープニングプログラム「Qu’est-ce que c’est que moi?」より。(撮影:山下裕英)

安住の地 第4回本公演 Theatre E9 Kyoto オープニングプログラム「Qu’est-ce que c’est que moi?」より。(撮影:山下裕英)

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安住の地 第4回本公演 Theatre E9 Kyoto オープニングプログラム「Qu’est-ce que c’est que moi?」より。(撮影:山下裕英)

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本作は6月にオープンしたTheatre E9 Kyotoのオープニングプログラムの一環として上演されるもの。構成・演出を岡本昌也が手がけ、音楽をバカがミタカッタ世界。と岡本が担当。19世紀のパリを舞台に、“消えゆく声を拾う”をテーマに掲げた音楽劇が展開する。

開幕に際し岡本は、「19世紀フランスに起こった二つの事件を題材に、バカがミタカッタ世界。とともに人の関係も想いも物語もぜんぶぜんぶ音に変えてみました」と本作を紹介し、「誰にも届かなかった消えゆく声を拾います」と思いを述べた。上演時間は約1時間40分を予定。公演は9月16日まで。

岡本昌也コメント

安住の地 第4回本公演 Theatre E9 Kyoto オープニングプログラム「Qu’est-ce que c’est que moi?」より。(撮影:山下裕英)

安住の地 第4回本公演 Theatre E9 Kyoto オープニングプログラム「Qu’est-ce que c’est que moi?」より。(撮影:山下裕英)[拡大]

音は常に既にどこでも鳴ってしまっているので「音を聴く」っていわば「聴かない音を選ぶ」ということだと思います。19世紀フランスに起こった二つの事件を題材に、バカがミタカッタ世界。とともに人の関係も想いも物語もぜんぶぜんぶ音に変えてみました。それらはいつもある人にとっては大切で、ある人にとってはどうでもいいこと、つまりは音に似ていて、だからこその「音楽劇」なのです。誰にも届かなかった消えゆく声を拾います。

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安住の地 第4回本公演 Theatre E9 Kyoto オープニングプログラム「Qu’est-ce que c’est que moi?」

2019年9月13日(金)~16日(月・祝)
京都府 Theatre E9 Kyoto

構成・演出:岡本昌也
音楽:バカがミタカッタ世界。 / 岡本昌也
出演:森脇康貴、中村彩乃、にさわまほ、武田暢輝 / 沢柳優大、雛野あき、高橋紘介、藤澤賢明、吟醸ひや子 / 北川啓太、高阪勝之、タナカ・G・ツヨシ / バカがミタカッタ世界。

※沢柳優大の「柳」は旧字体が正式表記。

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