さらなる“謎”も?米原幸佑らの「GRIEF7」第2弾、新キャスト迎え開幕
2019年9月4日 21:50
3 ステージナタリー編集部
「『GRIEF7』Sin#2」が、明日9月5日に東京・紀伊國屋ホールで開幕する。初日に先駆け本日5日、キャストたちが取材に応じた。
本作は、2018年に上演された「GRIEF7」の続編。前作同様、脚本を三浦香、演出を錦織一清が担当する。取材ではまず、本シリーズに初参加する3名のキャストがコメントした。アーロン・スティーブス役のTRASHMASTERS・倉貫匡弘は、本作がシリーズ2作目であることに触れ、「さらによいものをお見せできるように、新キャストとして一生懸命やりたい」と意気込みを述べ、エヴァン・ロドリゲス役の中山優貴(SOLIDEMO)は「前作からのキャストたちに負けないよう、新しい風を吹かせるような演技ができれば」と気合十分。ウォン役の吉田広大(X4)も「この作品には、牢獄の暗闇の中で生きる男たちが出てきます。もがいて、生き様をお見せできたら」と抱負を語った。
続いてムラセ役の三浦海里は「前作からのキャラクターはもちろん、初登場のキャラクターのドラマもしっかり描かれています。何度も足を運んでいただいても面白いと思いますし、自分なりの楽しみ方を見つけてみてください」と観客にメッセージを送る。「稽古期間がタイトでしたが、みんなで集中して作れたと思う」と自信をのぞかせるのは、サム役のSHUN(Beat Buddy Boi)。さらに「前回よりさらに深まった謎や、新メンバーが見どころ」と話すライタ・カワイ役の加藤良輔は、「謎めいた舞台ですが、『GRIEF7』ならではのエンタテインメントをお届けできたら」と言葉に力を込めた。
最後にエディ・フクダ役の米原幸佑は「1作目の謎が回収されたり、さらに謎が深まったりします」と期待を煽り、「前作でカラムが演じていたリュウの存在も、舞台上に感じられると思います。彼とも一緒に演じている感覚で、全公演を駆け抜けられたら。今後もシリーズを第3弾・4弾と続けられるようにがんばりますので、よろしくお願いします」と締めくくった。
上演時間は約1時間30分を予定。東京公演は9月9日まで行われ、21日から24日までは大阪・ABCホールにて上演される。
「『GRIEF7』Sin#2」
2019年9月5日(木)~9日(月)
東京都 紀伊國屋ホール
2019年9月21日(土)~24日(火)
大阪府 ABCホール
原作:野村桔梗
脚本:三浦香
演出:錦織一清
音楽:金子隆博
出演:米原幸佑、加藤良輔、SHUN(Beat Buddy Boi)、三浦海里、吉田広大(X4)、中山優貴 / 倉貫匡弘 / 村中龍人、清水弘樹
(c)2019CLIE/G7
ともちゃん @xtomo_chanx
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