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「てだのふあ」開幕、鵜山仁「学ぶことの大切さを“演劇”通して感じてほしい」

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イッツフォーリーズ「ミュージカル『てだのふあ』」より。(撮影:日高仁)

イッツフォーリーズ「ミュージカル『てだのふあ』」より。(撮影:日高仁)

イッツフォーリーズ「ミュージカル『てだのふあ』」が、昨日7月10日に東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで開幕した。

本作は灰谷健次郎の小説「太陽の子」を原作に、イッツフォーリーズと劇団東京ヴォードヴィルショーがタッグを組んで挑む新作ミュージカル。1975年の神戸のとある沖縄料理店を舞台に、父親が心の病になってしまった小学6年生の主人公・芙由子の成長を描く。脚本・作詞をラサール石井、演出を文学座の鵜山仁、音楽を吉田さとるが手がけ、出演者にはあめくみちこ佐伯亮井上一馬石井愃一、そして山野史人らが名を連ねた。

開幕に際し、鵜山は「ミュージカル『てだのふあ』の原作は、一見すると暗いイメージを持つ方もいらっしゃるかと思いますが、今の世の中に伝えたいこと、学ぶことの大切さを“演劇”というものを通して感じてくれたら」と観客に呼びかける。あめくは「やはり“音楽”は楽しいです。ましてやミュージカルということで稽古場から音に囲まれての稽古はとても新鮮でした」と思いを述べつつ、「沖縄県出身の身として今回の作品に携われたことを非常に嬉しく思います」とコメントした。

上演時間は1幕が約1時間、途中休憩を挟み、2幕は約1時間20分。公演は7月15日まで行われ、12日、14日の終演後にはアフターイベントが開催される。

鵜山仁コメント

イッツフォーリーズの公演では、いろいろな方が客演しますが、今回ボクの一番の助けとなって、この座組をまとめているのは最年少の二人ですね。
もちろんイッツフォーリーズ、東京ヴォードヴィルショーを始め、そうそうたる面々はいらっしゃいますが、平垣さん、星さんの二人は、若いエネルギーとタフネスで作品の中心となって、“ふうちゃん”を演じています。
ミュージカル「てだのふあ」の原作は、一見すると暗いイメージを持つ方もいらっしゃるかと思いますが、今の世の中に伝えたいこと、学ぶことの大切さを“演劇”というものを通して感じてくれたらと思います。

あめくみちこコメント

やはり“音楽”は楽しいです。ましてやミュージカルということで稽古場から音に囲まれての稽古はとても新鮮でした。また、永年、演劇界に身を置いていますが、こんなにも歳が離れている“女優”に引っ張って貰えることは初めてです。そして、沖縄県出身の身として今回の作品に携われたことを非常に嬉しく思います。だからこそたくさんの方々に観て頂ければ嬉しいです。

イッツフォーリーズ「ミュージカル『てだのふあ』」

2019年7月10日(水)~15日(月・祝)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

原作:灰谷健次郎(「太陽の子」角川文庫)
脚本・作詞:ラサール石井
演出:鵜山仁
出演:あめくみちこ、平垣心優、星茜音、佐伯亮石井愃一井上一馬まいど豊、勝部祐子、大塚庸介、江端英久、藤森裕美、京極圭、嶋田翔平、加藤木風舞、山野史人
アンサンブル:明羽美姫、米谷美穂、重田めぐみ、矢野叶梨、刀根友香、向谷地愛、成観礼、神野紗瑛子、藤田朋花、喜多村千尋

※出演者は一部Wキャスト。

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