コンプレックスの“へそ”を取り戻す物語、マチルダアパルトマン「おへその不在」

マチルダアパルトマン「おへその不在」が、9月4日から16日まで東京のOFF・OFFシアターで上演される。

池亀三太が作・演出を手がける本作は、“へそ”をテーマにした物語。でべそがコンプレックスの女は、ある朝へそ自体をなくしてしまう。へそがなくなったことでコンプレックスは消えるどころか増幅。彼女はへそを取り戻すべく立ち上がるが……。

池亀は「チャップリンが言っていた『人生は近くで見たら悲劇だが、遠くで見たら喜劇だ』ってやつをおへそを中心に体現したいなと思っています。おへそは近くで見たらなんだかよく分からないし、遠くでみたらもっとなんだか分からないけど」というコメントを公式ホームページにて発表している。

また9月4日から7日までの公演期間中、「おへその不在」出演者が開演15分前に「女剣士ジェロニモ」を披露。また、12日17:00開演回と13日17:00開演回には、別演目「ばいびー、23区の恋人」が上演される。チケットの販売は7月20日10:00にスタート。