旅する劇場
本作は、江戸時代の軍学者・由比正雪を描いた
開幕に際して流山児は、「常に変わり続けろ!、何者でもない自分を恐れずにそこに居ろ! 居続けろ! と、唐さんの声が聞こえます。その声が、皆さんにも届きますように、大きな宇宙の小さな劇場でお待ちしています!」と来場を呼びかけた。公演は6月30日まで。
流山児祥コメント
「『お腹が空いたよ!』と泣いてこぼす銀の粉。こねりこねくってうどんに出来たらいいのになあ。」
唐さんの「由比正雪」はこんなト書きからはじまります(台詞でなくてト書き!)。夜鷹に拾われた赤ん坊が40年の夢の涯てに帰ってくるこの物語。果たしてその子はどんな人物になったのか?
僕が唐さんの紅テントで初舞台を踏んだのはちょうど50年前。あの時、アングラ芝居の産声をあげた僕は、相変わらずお腹を空かせてココに居ます。
そんなに変わりません。ちっとも変りません。残念ながら、世の中も。
常に変わり続けろ!、何者でもない自分を恐れずにそこに居ろ! 居続けろ! と、唐さんの声が聞こえます。
その声が、皆さんにも届きますように、大きな宇宙の小さな劇場でお待ちしています!
ちょっとロマンチックに、唐十郎風に。
旅する劇場 流山児★事務所 創立35周年記念公演第1弾「新宿オペラ『由比正雪』」
2019年6月22日(土)~30日(日)
東京都 Space早稲田
作:
演出:
出演:
流山児★事務所のほかの記事
リンク
- 2019.6.由比正雪
- 流山児★事務所 (@ryuzanji) | Twitter
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
流山児祥 @ryuzanji3
【公演レポート】流山児★事務所「由比正雪」開幕、流山児祥「唐さんの声が皆さんにも届くように」(コメントあり) - ステージナタリー https://t.co/gT53sHZRSg