三島由紀夫作品を上演するプロデュース団体・かしある、第1回公演は「春の雪」

かしある「春の雪‐『豊饒の海』第1巻より‐」が、2月23・24日に大阪・大阪大学 豊中キャンパス 21世紀懐徳堂スタジオで上演される。

かしあるは、三島由紀夫作品を舞台化するために矢口奈津実が立ち上げたプロデュース団体。第1回公演となる今回は三島の長編小説「豊饒の海」第1巻をもとに、矢口が演出・潤色を手がける。

松枝侯爵家の嫡男・清顕は、父の意向により公卿の家柄である綾倉伯爵家に預けられて育った。綾倉家には清顕より2歳年長の令嬢・聡子がおり、幼いころより日々を共にした2人は互いを特別な存在として意識するようになって……。出演者には堀田彩花、浅田拓巳らが名を連ねている。