130年の“想い”詰め込んだ、吉田寮食堂大演劇「三文オペラ」本日最終日

吉田寮食堂大演劇「三文オペラ」が、2月8日に京都・京都大学の吉田寮食堂で開幕した。

ベルトルト・ブレヒト作による音楽劇「三文オペラ」を、小林欣也のプロデュース、劇団子供鉅人・益山貴司の演出により立ち上げる本作。メインキャストとして劇団子供鉅人の影山徹、億なつき、地道元春、益山貴司、益山寛司らが出演するほか、下村ようこ（かりきりん）、デグルチーニ、4日目バンドといった面々も参加する。

演出を手がける益山貴司は、吉田寮食堂で上演する意義について、「130年にわたって積み上げられた『想い』の上に、何かを表現するっていうのはやっぱり重要だと感じ続けた稽古の日々。場所にインスパイアされたからこそできることが絶対ある。そういう意味では、この場所で表現できることは、世界中探してもここにしかない」とコメントした。

上演時間は休憩ありの約2時間45分。公演は本日2月10日まで。