担任に思いを寄せる11歳と担任教師描くNICE STALKER「ロリコンのすべて」

NICE STALKER「表現の自由よりも大切なこと、あるいは無害な芸術の話『ロリコンのすべて』」が8月15日から19日に東京のザ・スズナリにて上演される。

本作は、2015年度佐藤佐吉演劇賞で優秀脚本賞ほかを受賞したNICE STALKERの作品。担任教師に思いを寄せる11歳の少女と、彼女を拒絶しつつも実は彼女の裸の写真を隠し持っているロリコン教師を巡る物語だ。

上演に向けて作・演出を手がけるイトウシンタロウは「『表現の自由を守らなくては！』……僕が聞きたいのは、そんなおためごかしじゃありません。あなたという個人が『子供の裸』をどう思っているのか？ それは『邪悪』なことなのか？ という話です」と観客に問いかけている。

なお身長149cm以下の女性は年齢問わず無料で観劇できる“ロリコン割引”が用意されるほか、17日14:00開演回にはアフターイベントとして来年19年上演予定の「暴力先輩」パイロット版を上演。このほかゲストを呼んでのアフタートークなども実施される。

イトウシンタロウ コメント

残虐な人殺しの物語は、巷に溢れているのに、何故ロリコン作品ばかりが規制されるのか？
「表現の自由を守らなくては！」
……僕が聞きたいのは、そんなおためごかしじゃありません。あなたという個人が「子供の裸」をどう思っているのか？それは「邪悪」なことなのか？という話です。