箱庭円舞曲「何しても不謹慎」、会議体の中で議題に立ち向かう人々描く

箱庭円舞曲「何しても不謹慎」が、3月8日から13日まで東京・駅前劇場で上演される。

とある会議体の中で、周囲の空気を読み、ときに読まず、さまざまな議題に立ち向かう人々の姿を描く本作。脚本・演出の古川貴義はチラシの中で「様々な技術が発展した現代も、我々は相変わらず、空気との戦いの中に生きている。何をするにも、『不謹慎』というリスクと隣り合わせなのである」と語り、「誰かに気を遣えば、誰かを蔑ろにしてしまう。現代人日本人はいわば、一人四面楚歌状態の中にいる、ほぼ全員が。この事象の先にあるものは、いったい何なのか？」と述べている。

出演者には箱庭円舞曲所属の辻沢綾香と白勢未生をはじめ、クロムモリブデンの久保貫太郎、松本寛子、扉座の藤田直美、四次元ボックスの佐藤修作、KAKUTAの若狭勝也、てがみ座の実近順次が名を連ねている。