姉妹を巡る“時間”の物語、人間機械「うみべのクロノス」

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人間機械「うみべのクロノス」が、3月22日から25日まで東京・遊空間がざびぃで上演される。

人間機械 Volume 1「うみべのクロノス」チラシ表

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人間機械 Volume 1「うみべのクロノス」チラシ裏

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人間機械は、昨年2017年に旗揚げされた、針谷顕太郎が主宰を務める団体。平易な言葉によって紡がれるモノローグを軸に、“女性性”をモチーフにした作品を創作しており、17年5月の「Volume 0」公演を経て、今回が初の劇場規模での公演となる。

「うみべのクロノス」は、海辺の学校に通う女子高生・ヒメと、血の繋がらない妹・ヒバナを巡る“時間”の物語。姉妹には誰にも打ち明けられない秘密があって……。出演者には瀬戸ゆりか、松元菜々海、結崎あゆ花、工藤美輝が名を連ねている。

脚本・演出を手がける針谷は、「言おうと思っていたのに言えなかった……。渡そうと思っていたのに渡せなかった……。そんな宛てのない想い(思念のようなもの)を舞台上にあらわすことができたら、と考えています」と作品の構想を語っている。なお本作は、第15回杉並演劇祭の参加作品。高校生以下の学生が無料で観劇できる“移動教室きっぷ”や、"時間"を感じさせるアイテム持参で適用される“ちっくたっく割引”など、個性的なチケットが用意されている。

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人間機械 Volume 1「うみべのクロノス」

2018年3月22日(木)~25日(日)
東京都 遊空間がざびぃ

脚本・演出:針谷顕太郎
出演:瀬戸ゆりか、松元菜々海、結崎あゆ花、工藤美輝

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