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“伝統芸能”がいかにして生まれてきたのか、下駄占い「沓占式」から紐解く

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「沓占式-下駄占い-」が、3月4日に京都・京都芸術センター 講堂で開催される。

伝統芸能と一般の人々の距離を近づけるべく、京都芸術センターが開催している公演形式の体験・トークプログラム「継ぐこと・伝えること」。この企画の60回目として開催されるのが、今回の「沓占式-下駄占い-」だ。当日は沓(下駄)と敷板(盤)を用いて事象の吉凶を占う芸能「沓占式(とうせんしき)」が披露されるほか、京都造形芸術大学准教授の井上治、村川拓也、大蔵流狂言師の茂山童司による、「芸能を継承すること」についてのディスカッションが行われる。

観客の“現代的なもの”と“伝統的なもの”に対する反応の違いに着目する茂山は、受け手側の課題を「伝統芸能を鑑賞して楽しめなかったとしても、『これはそういうものだ』と片付けてしまうか『見る側に知識がなかったからわからなくてしょうがない』と納得してしまうことがあるように思います」と分析。どのような条件の下に人はあるものが伝統的であると認めるのか、ある芸能が“伝統芸能”になるまでの過程に迫る。

※初出時より本文を変更しました。

「KAC Performing Arts Program 2017 / Traditional Performance 継ぐこと・伝えること60『沓占式-下駄占い-』」

2018年3月4日(日)
京都府 京都芸術センター 講堂

出演:齋藤登
司会:小林昌廣
登壇:井上治、村川拓也茂山童司

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