another BATIKの公演が昨日2月2日に開幕した。
another BATIKは、
開幕に際し黒田は「踊り朽ち果てても構わない」と思いを語り、「生きることを踊ることとして自然に成し遂げる、そういうかけがえのない姿がまだ美しくここにあるということに、どうかお立ち会い下さいませ」と来場を呼びかけている。公演は4日まで、東京・世田谷パブリックシアターにて上演される。
黒田育世コメント
この公演が本当にかけがえのなことなのだと、私は、踊りで体で表明すると、覚悟を決めました。
踊り朽ち果てても構わない。
最も尊敬する佐多達枝先生の新作をBATIKで踊り上演出来ること、柳本雅寛という素晴らしいダンサーをデュエットのパートナーとしてお招き出来ること、抱えきれない程巨大で光栄な機会です。
そして、二度と実現などできないのだと自覚しております。
もう間もなく体や踊りの意識は忘れ去られる、そういう気配が忍び寄っているように感じられて、私は怯えています。
生きることを踊ることとして自然に成し遂げる、そういうかけがえのない姿がまだ美しくここにあるということに、どうかお立ち会い下さいませ。
もう一度、踊りで、忘れそうな、体という姿に、きっと出会い直せると思うのです。
another BATIK「子どもたちの歌う声がきこえる」「波と暮らして」
2018年2月2日(金)~4日(日)
東京都 世田谷パブリックシアター
演目
「子どもたちの歌う声がきこえる」振付:佐多達枝
台本:河内連太
出演:
演出:黒田育世
振付・出演:柳本雅寛、黒田育世
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