「RE/PLAY」開幕、多田淳之介「ダンスがこの世界にあることの素晴らしさを」

カンボジア、シンガポール、日本のダンサーによる共同製作公演「RE/PLAY Dance Edit」が、本日11月25日に開幕する。

多田淳之介率いる東京デスロックが2011年に発表した「再／生」を下敷きにしたダンス作品「RE/PLAY Dance Edit」は、2012年に初演され、神奈川、シンガポール、カンボジアを巡回し、各地のダンサーと共に制作が重ねられてきた。

今回はKIKIKIKIKIKIのダンサー・きたまり、今村達紀、Sheriden Newman、Narim Nam、Chanborey Soy、Aokid、斉藤綾子、吉田燦が出演。これまでに参加してきたダンサーに、新たにオーディションで選出された出演者が加わる。

上演に際し、多田は「今回の京都公演では初めて全ての会場のダンサーが一堂に会し、現地オーディションを経たダンサーも出演する理想的な公演です。アジアに抱く理想、そして現実をそのまま受け止めてもらえる作品になると思います」とコメント。「ダンスがこの世界にあることの素晴らしさを、観客と一緒に共有できれば嬉しいです」と思いを語っている。

公演は明日11月26日まで、京都・京都芸術センター 講堂にて。26日終演後には、公募により選出された批評執筆者による、公開ディスカッションが行われる。

多田淳之介コメント

「RE/PLAY DANCE Edit.」は、京都、横浜、シンガポール、カンボジアと、現地のダンサーとそれまでの会場のダンサーを混ぜ、国籍、ダンスのバックグラウンド、各地域のダンスシーンからなる現在のダンスを同時に舞台に上げて来ました。今回の京都公演では初めて全ての会場のダンサーが一堂に会し、現地オーディションを経たダンサーも出演する理想的な公演です。アジアに抱く理想、そして現実をそのまま受け止めてもらえる作品になると思います。ダンスがこの世界にあることの素晴らしさを、観客と一緒に共有できれば嬉しいです。