実の息子になりすまし…「もし、終電に乗り遅れたら…」3度目の上演

俳優座劇場プロデュース「もし、終電に乗り遅れたら…」が、2018年7月5日から7日まで東京・俳優座劇場で上演される。

ロシアの劇作家、アレクサンドル・ヴァムピーロフによる戯曲を、演劇企画JOKO・菊池准の演出により上演する本作。2013年・15年に続き、3度目の上演となる。ある凍えそうな春の夜、崩壊寸前の一家の家に「実の兄貴」を名乗る男とその友人が訪れる。ところがその2人組は、飲み過ぎで都会へ帰る最終電車に乗り遅れ一晩の宿を探していただけの通りすがりで……。

一家を訪れるブスイギン役を文学座の浅野雅博、その友人シーリワ役を俳優座の小田伸泰が演じ、生き別れの長男の思わぬ訪問を真に受けて思惑をめぐらす父・サラファーノフを文学座の外山誠二が、その家族である姉のニーナを俳優座の若井なおみ、弟のワーセンカを劇団青年座の逢笠恵祐が演じる。チケットは2018年6月1日に発売予定。