7月から8月にかけて上演される「デストラップ」の稽古がスタート。稽古開始にあたって、翻訳・演出を務める
「デストラップ」は、映画「死の接吻」「ブラジルから来た少年」などの原作で知られるアイラ・レヴィンによるサスペンスコメディ。1978年のブロードウェイ初演以来、世界各国で上演が重ねられており、82年には映画化もされた人気作だ。今回の上演版には、
「根っからのおバカな作品より、そういった匂いのしない作品に笑いを生み出していく方が好き」と語る福田は「基本的にサスペンス好きでもあり、『デストラップ』を題材に選んだのは間違いではなかったと、稽古初日の読み合わせで確信しました」と自信を見せる。さらにキャストそれぞれの印象を語ったのち、「橋本くんのお芝居が思いのほかピュア」「まず僕は、橋本くんのいじり方をひたすら探っていこうと思います(笑)」と抱負を述べた。
東京公演は、7月7日から23日まで東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて。その後、8月にかけて静岡、愛知、兵庫を巡演する。
福田雄一コメント
僕は根っからのおバカな作品より、そういった匂いのしない作品に笑いを生み出していく方が好きなんです。基本的にサスペンス好きでもあり、「デストラップ」を題材に選んだのは間違いではなかったと、稽古初日の読み合わせで確信しました。
普段愛之助さんのお芝居を見て思うのは、あまり自分の中の激情を吐き出すタイプではないということ。そこで今回はストレートプレイゆえのお芝居の揺らぎ、メリハリを見せて欲しいなと。そうすることでシリアスにも、笑いにも振ることが出来ますから。ベタな笑いに関しては、坂田さん、佐藤さんにお任せしようと思っています。ただ橋本くんのお芝居が思いのほかピュアで、相当遊べそうな感じ。高岡さん演じるマイラで遊んでみたいとも考えていましたが、少し方向転換が必要かなと。愛之助さんが相手ならいかようにも受け止めてくださるでしょうし、まず僕は、橋本くんのいじり方をひたすら探っていこうと思います(笑)。
「デストラップ」
2017年7月7日(金)~23日(日)
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス
2017年7月26日(水)
静岡県 静岡市民文化会館 中ホール
2017年8月1日(火)
愛知県 刈谷市総合文化センター
2017年8月3日(木)~6日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
原作:アイラ・レヴィン
翻訳・演出:
出演:
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リンク
- 舞台「DEATH TRAP / デストラップ」 | オフィシャルホームページ チケット情報やキャスト紹介など
- 舞台「デストラップ」 (@deathtrapJP) | Twitter
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🐾がんちゃん🎏 @6PO3O7A2HhZ6aNg
塚ちゃんのでも思うけど、外部で演出して貰うの、すごく大事。内輪って、結局周りにも自分にも甘くなって、なぁなぁになるから。
福田雄一、A.B.C-Z橋本良亮の演技に好印象「いじり方を探っていきたい」 https://t.co/JGID5NCVcb