長塚京三＆原田美枝子がオペラ初挑戦、川端康成原作「眠れる美女」が本日まで

オペラ「眠れる美女～House of the Sleeping Beauties～」が、昨日12月10日に東京・東京文化会館 大ホールにて開幕した。

東京文化会館の開館55周年、日本とベルギーの友好150周年を記念して上演される本作は、川端康成の小説「眠れる美女」に触発された作曲家ギー・カシアスと、プロデューサーのクリス・デフォートが台本から作り上げ、2009年に初演された現代オペラ。海辺の近くにある秘密の館を舞台に、老人が5人の“眠れる美女”と出会い、それぞれと過ごした一夜の情景が描かれる。

日本語で上演されるパートには、オペラ初出演となる長塚京三と原田美枝子が老人役、館の女主人役として登場。またこの公演には、ベルギーでの初演に参加した指揮者のパトリック・ダヴァン、バリトンのオマール・エイブライム、ダンサーの伊藤郁女も出演している。振付はシディ・ラルビ・シェルカウイが担当。公演は本日12月11日まで。