昨日11月14日に新橋演舞場12月公演「舟木一夫特別公演」PRイベントが行われ、出演者の
2017年に芸能生活55周年を迎える舟木。12月の特別公演では、第1部に講談「天保六花撰」でもおなじみの金子市之丞らを描いた「『華の天保六花撰』どうせ散るなら」を上演。第2部ではおなじみのヒット曲を中心とした「シアターコンサート」を、昼夜別構成で上演する。公演PRイベントは、その第1部の物語にちなみ、江戸幕府旗本の屋敷があった跡地に建つ東京・八芳園で行われた。
公演に向けて舟木は、「稽古の前は、ワクワク感と少し不安で30%ぐらい。稽古場っていうのは、『役者の秘密の工房』だという風に亡くなった榎本滋民先生によく言われたんですが、そういう意味ではちょっと年齢高いですけどね。ただ、その割にはフットワーク軽いですよ。それは自信あります」と笑顔で述べる。
2013年の50周年記念公演で初共演して以来の顔合わせとなる里見は、「私はもう今月の28日を持って80歳になります。立ち廻りもありますし、動きもたくさんありますから、きちっと腹に据えて、怪我のないように間違いなく12月25日まで勤められることを心に誓っております」と公演への意気込みを語る。
舟木公演にたびたび出演している笹野は、「実家の中学、高校の同級生が舟木さんの公演だとバスでやってくるんですよね。舟木さんだったら行くと(笑)今回も来てくれます。それがすべてを物語っているなと思います」と答え、記者たちの笑いを誘った。
公演中の楽屋での過ごし方について話が及ぶと、舟木は「それぞれ自分勝手だと思います」と言った後で「助かるのは、里見さんの奥様が毎日お昼ご飯をつくって届けてくださる。今年もよろしくお願いします(笑)」と里見に挨拶。里見が「女房に言っておきます(笑)」と答え、笹野も「楽屋では一生懸命甘えたいと思います」と続けた。
また、来年の芸能生活55周年を前に、今後さらにチャレンジしたいことを問われた舟木は「こんな方(里見さん)が横にがいるから、なかなか言えないですよね」としながらも「ただまぁ歌い手としては、流行歌手としては、持ってるほうかなと思います。1か月公演全部生で歌えるというのは、幸せな部類なのかなと思いますね」と述べ、笹野が「『流行歌手』っていう言葉がいいね。書いておかなきゃ!」と続けて会場は笑いで包まれた。
新橋演舞場12月公演 舟木一夫特別公演
2016年12月2日(金)~24日〈土)
東京都 新橋演舞場
一、「『華の天保六花撰』どうせ散るなら」
作:
演出:金子良次
二、シアターコンサート
出演:
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- 公演情報 日程・上映時間:新橋演舞場-歌舞伎・演劇|松竹株式会社
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辻圭介(トライフル) @trifleP
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