「夜にて」開幕、大倉孝二「『何なんだよ！』と思ってもらえるはず」

ジョンソン＆ジャクソン「夜にて」が、昨日10月20日に東京・CBGKシブゲキ!!にて開幕した。

本作は、ナイロン100℃の大倉孝二とブルー＆スカイによるユニット、ジョンソン＆ジャクソンの新作サスペンスコメディ。舞台は、飛鼠山（とびねずみやま）の麓にある黒帳（くろとばり）温泉のひなびたスナック。大倉演じる雑誌ライター・調（しらべ）は、5年前に起きたある事件を追う中、黒い影に襲われ全てを奪われる。窮地を旅館の若女将に助けられるが……。調が、一癖も二癖もある温泉街の住人たちに翻弄され、右往左往する姿に注目だ。

佐津川愛美は、謎を秘めた旅館の若女将・月子を好演。またスナックのママ役の佐藤真弓、ホステス・加奈役の菊池明明、町を牛耳る竜一役の鎌田順也、医者・犬塚役のブルー＆スカイ、刑事・東屋役の大堀こういちと、それぞれがひなびた温泉街の雰囲気を醸し出した。

開幕に際して大倉は「何の意味もない、くだらないものが好きならば是非、『夜にて』を！ 『何なんだよ！』と思ってもらえるはず」とコメント。ブルー＆スカイは本作を“意味のなさ”“くだらなさ”をテーマにしていると前置きした上で「そういうのを好きな人が少ないと噂を聞くので、これをきっかけに数人増えてほしいと思います」と期待を述べ、佐津川は「ジョンソン＆ジャクソンという得体の知れない面白さにハマりつつある役者としてお二人の信じる世界についていきます！」と宣言している。

大倉孝二コメント

この秋、本当に沢山の芝居が上演される中、我々のを選んでもらうのは中々、困難なことだと思いますが、何の意味もない、くだらないものが好きならば是非、「夜にて」を！ 「何なんだよ！」と思ってもらえるはず。

ブルー＆スカイコメント

意味のないくだらない演劇というか、「意味のなさ」「くだらなさ」をテーマにした演劇だと思っています。そういうのを好きな人が少ないと噂を聞くので、これをきっかけに数人増えてほしいと思います。

佐津川愛美コメント

ジョンソン＆ジャクソンという得体の知れない面白さにハマりつつある役者としてお二人の信じる世界についていきます！