大地真央主演のサスペンス喜劇「一人二役」開幕、神田沙也加らトークショーも

「一人二役～殺したいほどジュテーム～」が、本日10月7日に東京・シアター1010にて開幕。昨日10月6日には報道陣に向けてゲネプロが行われ、キャストの大地真央、益岡徹、森公美子が囲み取材に応じた。

本作は、映画化された戯曲「8人の女たち」で知られ、“フランスのヒッチコック”と称されるロベール・トマによるサスペンス喜劇。叔父の莫大な遺産を相続しパリ郊外の豪邸に住むフランソワーズは、その財産を目当てに結婚した夫・リシャールの放蕩ぶりに疲れ果て、離婚を考え始めていた。今回は大地が主人公のフランソワーズを、益岡が1人2役で彼女の夫・リシャールと夫の弟ミシェルを、森が家政婦・ルイーズをそれぞれ担当する。

大地は「ロベール・トマの原作がよくかけていて、ハラハラして、笑いながら観られて、どんでん返しに次ぐどんでん返しがあって、楽しんでいただけると思います」と見どころを紹介。タイトルの副題に絡めて、稽古中に殺したいほどムカついたエピソードは？と聞かれると、大地は「それはないですね～！」と一笑。代わりに森が「300ページに及ぶ長い台本に苦労しました……」と返答した。

その森は「だましてだましてだまされてという舞台なので、ご覧になった方はネットには結末を書かないでくださいね！」と呼びかける。益岡は「今までの稽古で大地さん、森さんのお2人に助けられましたが、明日からはお客様に助けていただくような気持ちです」と開幕を心待ちにした。

なお終演後のアフタートークショーの開催が決定。10月23日17:00の回には大地とヘアメイクアップアーティストの嶋田ちあき、10月30日17:00の回には森、益岡、山崎一、おかやまはじめに加えて演出の福島三郎、11月3日17:00の回には大地、森、益岡に加えて神田沙也加が登壇する。

「一人二役～殺したいほどジュテーム～」は、シアター1010での公演を皮切りに10月から12月にかけて全国15会場にて上演される。

大地真央コメント

明日7日から初日ですが良い仕上がりになっています。お客様が入ることで舞台は出来上がると思うので、幕が上がるのはドキドキしますが、楽しみです。森さんとのデュエットもありますが、意外と難しかったですね。サスペンスコメディという作品ですが、ロベール・トマの原作がよく書けていて、ハラハラして、笑いながら観られて、どんでん返しに次ぐどんでん返しがあって、楽しんでいただけると思います。

森公美子コメント

明日から初日ということで心臓が口から出そうとはこのこと。焦っている役柄なのですが、本当に焦ってます。カーテンコールは出演者皆が踊るのも見どころです。大地さんとのデュエットもありますが、階段をのぼりながらで息が切れます（笑）。だましてだましてだまされてという舞台なので、ご覧になった方はネットには結末を書かないでくださいね！

益岡徹コメント

今までの稽古で大地さん、森さんのお2人に助けられましたが、明日からはお客様に助けていただくような気持ちです。